(つづき)
骨髄採取量が400mlを超える場合(献血1回分を超える場合)は、貧血防止のためあらかじめ自分の血液を保存しておき、貯めた血液を骨髄採取の時にもどす、ということを行います。これを自己血採血とか自己血貯血というそうです。骨髄バンクのコーディネーターさんは、これをさらに略して自己血と呼んだりするようです。
私の場合は、1200mlの骨髄採取に備えるために自己血貯血を400ml で2回行うため、今日はその1回目というわけです。骨髄採取量よりも貯血量が400ml少ないのは、献血と同じ400ml分は減っても全く問題ないことと、自己血貯血で病院に来る手間をその分1回減らすことができることとが理由と思われます。
前回の術前検診の時にH医師に尋ねましたが、骨髄採取の時に備えて800mlを取っておいて、採取の時に戻すけれども、戻さなくても全く問題ないくらいだそうです。骨髄バンクの決まりとしてもちろん行うそうですが、念のための程度だそうで。
それで今日が自己血貯血の1回目の日です。
採血を担当していただいた看護師さんによると、前もって予定して実施できる手術の場合は、骨髄採取に限らず普通の手術のときも行うことがあるそうです。
献血のように16歳以上である必要もないので(自分のために貯めておくもののため)、5歳の子供さんなどでも問題なくやりますよ〜と。
採取量は当然、大人とは違うのでしょうが(さすがに5歳の子供さんの体格で1度に400mlは取らないでしょう)、骨髄ドナーだけに行われる特別な処置ではないそうです。
また、これも献血の時とは異なり、採血前の血液検査がありませんでした。つい先日行った術前検診で問題がなかったからOKということでしょうか。発熱がないかの体温測定と、血圧の測定(脈拍数も一緒に)、それと、献血のときにはない血中酸素濃度の測定が行われ、採血待ちとなりました。
採血室室内を観察する余裕もあったのであたりを見回すと、重さを測るはかりが置いてあるのに気づきました。それを更によく見ると、採血バッグを直接乗せないように、というような内容の注意書きラベルが貼られているのでした。
なんと、自己血採血のときは採血機は使わないので、採血バッグをはかりに乗せて、重さで採血量を測るそうで。400グラムだったら(約)400mlです、との担当看護師さんのお話しでした。
アナログなんですよね〜と。
採血自体は10分もかからず終わりましたが、その後生理食塩水の点滴。お断りはしませんが、しなくても多分問題ないですとはお伝えしました。
献血に何度かご経験ある方は、そうおっしゃる方もいるのですが、との看護師さんのお話しでした。献血ルームとは違って、病院では採血後に飲み物出ませんので、これ(点滴)で水分補ってもらっています、念のためです、ということでした。
骨髄バンクのドナーさんになるのはなかなか勇気いりますよね、何かきっかけあったのですか? と尋ねられましたが、特別なことはなかったですとお答えしました。献血の延長で、まあ、必要とされる方がいれば、減るものでもないので(採取したすぐ後は一時的には減るのでしょうが)協力します、ということでとお伝えしました。
400ml献血と同じで、採血自体は5〜6分で終わり、水分補給の点滴と休憩の方が40分ほどと大半の時間を占めました。
すべて終了した後、看護師さんにお礼を伝え、帰宅しました。