初めての方も、いつも読んでくださってる方も、ご訪問ありがとうございます。我が家はドイツに暮らす日英ファミリーです。


先日、最終学年の4年生の娘が2泊で校外学習に行ってきました。


※ドイツの公立小学校は4年制です。


持ち物リストを元に、娘とパッキングをしていたときのこと。


ベッドシーツ、布団カバー、枕カバー、Handtuch (タオル)はリストにあるのに、Badetuch (バスタオル)はない。


2泊で、シャワーくらいは浴びるだろうに、と頭を捻る私。


Handtuchてハンドタオルだと思ってたけど、もしや、バスタオルのこと?


ググって画像みたら、タオルセットばかりでてきた。ますますわからない。



Wiki 


Wikiで複数言語を見比べてもやっぱりよくわからない。

日本でのタオルといえば、40cm/70cmくらいの薄いタオルでお風呂上がり拭いてた。それが、イギリスにいったら、70/100くらいのハンドタオルが手拭き顔拭き用で、お風呂に入ったらもっと大きなバスタオルを使うのが普通みたいだった。


では、ドイツは?

お店でよく見かけるのは、イギリスよりちょっと小さいサイズのバスタオルか、バカでかいバスタオル(海辺とかで寝そべる用)で、なんかイマイチ定義がわからないまま。


で、Handtuch。こういう場合の常識としてはどれを持っていくべき?親子で頭をひねって、結局手拭き顔拭き用の少し大きめハンドタオルを持たせました。


なんか、こういう「なんでもない」シチュエーションで、何が普通かわからない時に、子供たちは、親がここ(地域や習慣)に属さないのをイヤでも感じさせられてるんだろうな、と申し訳ない気分になります。娘には逆に慰められることもしばしばアセアセ


外国語環境で暮らしてると、ものすごくしょうもない日常の一コマで、いきなりその地域の「常識」が分からなくて、それで誤解されたり、そういったことに対して必要以上に神経質になったり。何年経ってもなれないどころか、分からないことが増える一方です。


ちなみに帰って来た娘に聞いたら、2日めにシャワーを浴びただけだったそうで、大きめハンドタオルで特に問題なかったそう。


娘はそれよりも、親友のロメオくんと同室ができなかったことがなによりも不満だったらしい。

(男女同室はできないと先生の判断。分かるけれど、それは今の時代にほんとに沿ってる?って思った。娘はロメオくんとかBくんとかとスリープオーバーしてるので、なんでだめなのか分からないとブーブー言ってた。これからsexual educationという男女の違いを学ぶ期間があるので、こういうあどけない子供の気持ちはなくなっていっちゃうのかと思ったら一抹の寂しさを感じます。)


ホームシックでみんなでちょっと泣いちゃったり、夜遅くまでおしゃべりしたりと4年生らしい充実した時間を過ごして帰って来たので、親としてはホッとしました。


しかし他の子達はどんなタオルを持ってきたのか、気になる「常識」については、


娘は、えーーどうだっただろう。特に覚えてない。と。なので未だに分からないままです。爆笑