■感想■国際練習試合日本VSチュニジア「俺達の代表はchinkodekasou」 | picture of player

■感想■国際練習試合日本VSチュニジア「俺達の代表はchinkodekasou」

アギーレがアギーレしてしまったのだけれども、代わりに引いたカードはたまたまもっとよかったハリルホジッチだったぜ!
というわけで試合が始まる前から期待大の情勢となっているが、おいおい、どうしたんだマイメンのサッカークラスタどもよ!
お前たちは目の前の試合のことしか信じないんだろ、メーーーン??
百聞は一件に如かず、石櫃の上にも三年!
というわけで、楽しみすぎる初戦いってみよう!


■日本2-0チュニジア
■感想

・日本は驚きのスタメン。GK権田、DFが右から酒井地獄、吉田、槙野、藤春。大阪の疾風こと藤春廣輝見参なのであるが、普通に槙野と並んだ左サイドは不安たっぷりでござる。ボランチが長谷部と山口、二列目が右から永井、清武、武藤。そして、1トップは俺たちの川又・chinkodekasou・堅碁がついに代表デビュー!!でかそう!でかそう!!
・いやー、ぶっこんできましたな。代表初キャップが川又と藤春。若手主体の2013年東アジア選手権以外ではキャップのなかった権田、永井がスタメンと、
・ちなみに、2013年7月の東アジア選手権、2010年1月のイエメン戦という若手だけで臨んだ試合を除くと、本田、香川、遠藤、岡崎のうち1人もスタメンにいなかった試合は2008年8月20日のウルグアイ戦まで遡る模様。(ぱぱっと見たので間違いあるかも)
・オシムの爺さんを思い出す大胆な起用法で、サブメンバー主体でチャンスはあるぜというメッセージだが、縦に早い攻撃を志向するハリルホジッチとしてはこちらが本筋かもしれない。
・ハリルホジッチでけえ。日本代表の選手のだれよりもででけえ。
・チュニジアは全然わからん。10番のモヒカンであるベン・ハティラがヘルタ・ベルリンで原口とポジション争っていて、CBの3番アブデヌールがいまだCLで残っているモナコのレギュラーだそうな。メンバー見るとほぼ全員180を超えていて、でけえ。
・このフィジカルな相手に川又、永井、武藤のスピードがどこまで通用するか。まあ、ワンツーはやらないだろうな。笑
・なんで永井は春休み明けの中学生みたいな髪型してんの?
・チュニジアGKの髪型はソニック・ザ・ヘッジホッグを意識してるのでセガ信者。
・通訳の樋渡さんの顔がリアルすぎる。


・前半開始。
・武藤左、永井右。
・前線の猛犬共が試合開始直後から気合のプレス。1分に永井がボールを奪いかけて川又がファウルもらい、FK。それをなぜか藤春が蹴るも(笑)、チャンスにはつながらず。
・川又がアップになるたびに #chinkodekasou
・3分、カウンターから川又がポストプレイをするも、見事に失敗。下手です。
・5分、酒井地獄からのロングスルーパスを永井が受けようとするが、残念そこはアブデヌール。
・スペインU23代表すら破壊した永井の鬼プレスにチュニジア左サイドバックはたじたじ。
・7分、右サイドからのスルーパスに見事に裏を取られた槙野だったが、最後はスライディングでカバー。どや顔してるが、貴様のミスだ。
・8分、そのCKからの混戦からシュートにいかれるも、ヒットせず。
・9分、権田へのバックパスを掻っ攫われそうになるが、なんとか権田がスライディングでカバー。
・11分、酒井の縦パスを永井がすらし、清武必殺の右からのショートクロスに川又が飛び込むも、完全に競り負け。さすがに185オーバーは強い。
・14分、アブデヌールがこれ以上ないくらいにオーバーな動作でロングキックを蹴るも権田にストライクで死ぬほどワロタw
・今のところ、疾風伝説藤春のオーバーラップ回数ゼロ。
・前プレが落ち着いてくると、チュニジアがうまく回せるので、中々ボールを奪えないな。
・18分、疾風伝説藤春初のオーバーラップで相手を千切りかけるも、ボールをおいてきて不発。
・20分、珍しく落ち着いて組み立てから縦に永井が何故か中央でスルーしてこぼれたっぽいボールを武藤が持ち込むも、CKに。そのCKから川又がヘッドで競り勝つもシュートはクロスバー!!惜しい!!でもでかそう!惜しい!でもでかそう!!
・23分、右サイドに飛び出した清武がアブデヌールにスライディングされるも見事なシミュレーションでFKゲット、芸術点、飛形点共になかなかのでき。そのFKから吉田がシュートミスしてこぼれたボールに疾風伝説藤春が飛び込むんでシュートするも、枠外。右足だもの。
・26分、酒井地獄からの縦パスを永井がスルーして、武藤とワンツーで抜けてクロスもDFにあたってCK。CKからこぼれたボールをまたなぜか疾風伝説藤春が右足でシュートももちろん枠外。疾風伝説藤春の右足から逆算する攻撃という200年やっても成功しなさそうなプラン。
・攻撃時にサイドMFは幅を取るんじゃなくて、割と中に入ってきてコンビネーションをやってる。これは指示なのかなんなのか。
・27分、永井からの縦パスに川又がDFラインの裏に見事なトラップで抜けそうになるも、残念そこはアブデヌールだ。
・31分、スローインからのボールを長谷部がグラウンダーで中に送るも、清武の左足はヒットせず。清武の左足から逆算すると攻撃とい(略)
・サイドを変えようとすると怒るジェスチャーのハリルホ爺。
・チュニジアが疲れ、日本も疲れ気味ですっかり停滞する前半終了間際。
・吉田がこのレベルだと恐ろしいほど安定感のあるCBに見える。でもプレミアに戻るとゴミスに粉砕されることもある。
・39分、カウンターから猛然と疾風伝説がオーバーラップもDFのカバーリングに合ってしまう。拓ちゃぁん!!!
・42分、武藤の抜け出してシュートも #残念そこはアブデヌールだ
・前半終了。
・日本は守備時の積極的なアタックは仕込まれたようで、そこは機能している。ただ、攻撃はまだ仕込みきれてないのか、頻繁に永井や武藤が中に入ったりでよくわからない。たぶん、適当にやってる。縦パスを永井がスルーして武藤が受けるとか絶対おかしい。笑
・まあそれでも川又のヘッド、清武のシュートとセットプレーがらみで決定機は作った。ただ、アブデヌールの壁は厚い。
・守備はうまくチュニジアの攻撃を寸断できているのではないだろうか。まがりなりにもゾーンを組もうとして、サイドに寄せているし、守備にも人数を割いている。与えた決定機は皆無。左サイドの不安な面子がいてもこれだけ守れるのは、チュニジアがやる気ないだけでもないだろう。ただ、ザックの時も最初はそうだったってことは内緒やで。
・後半はだいぶ替えてきそう。


・後半、メンバーチェンジなし。
・2分、長谷部の縦パスを受けた武藤がガンガンに切り込むも、疾風伝説の上がりが遅れてなぜか並走するようになり、武藤の突破も止められたw コンビネーションがまだない。
・7分、カウンターから武藤が1人ドリブルで外して独走しかけるも思いっきりひっかけられてストップ。相手にはイエロー。
・9分、潰された武藤だが元気に右サイドで守備に奮闘。だからなんでだよ、お前は家長かよw
・交代前の本田にめっちゃオーバーリアクションで話すハリルホ爺かわいい。
・14分、本田、香川インで永井、清武アウト。さすがにスターで、観客が沸く。
・疾風伝説が意外とやれてて安心する。
・19分、香川の縦パスから川又がでかそうなクロスを上げるも、CKに逃げれる。そのCKを吉田が魂のダイビングヘッドもファウルの判定。でかくない!!
・21分、酒井地獄のサイドチェンジを疾風伝説がワンタッチで落として川又がダイレクトで叩くも、ヒットせず。ちゃんと当てろ!!でもでかそう!!
・本田と香川が入ってきた途端にワンツー祭が始まるのだから、業が深い。
・24分、チュニジアに珍しく攻め込まれるも山口蛍の素晴らしい寄せ。やっぱり守備能力は非常に高い。これからも重用されるのではないか。
・25分、川又のキープから本田に預けてクロスも、当然武藤はハイクロスには競り勝てない。
・27分、武藤、川又に変えて、宇佐美、岡崎。宇佐美は代表初キャップ。
・川又、ゴールはなかったけど、中々良いプレーを見せてた。これは今後も残るのではないか。
・29分、本田のCKから吉田のヘッドも難しい体勢で枠外。異常に空中戦が強い吉田。さすがコートジボワールやギリシャ相手にもパワープレー成功させただけあるぜ。
・宇佐美、香川、本田が入るとすごく自分たちのサッカー感が増す。
・31分、オフサイドラインを縦にぎりぎりで抜ける本田圭佑という日本代表では珍しい光景を見せるが、足が遅いために追いつかれる。
・33分、速攻で香川のスルーパスを受けた本田のクロスを岡崎がさすがのヘッドで叩き込み、先制!!
・いい意味でも悪い意味でも本田、香川が入るとプレースピードが極端に落ちる。あれだけ特攻されて急に回されるとチュニジアも調子狂うわ。
・38分、岡崎が溜めて出したスルーパスから香川がシュートを弾いたところを本田が押し込んでゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオル!!!(パクリ)
・39分、酒井地獄と山口に変えて内田と今野。うっちーーーーー!!
・そのうっちーが早速クロスでキーパーにストライクもうっちーはそれでええんやで。
・40分、中央で岡崎の落としを受けた香川が中央からミドルもチュニジアGKのリップスライムがナイスセーブ。香川はだいぶ戻ってきたな。目が腐った魚っぽくなくなってきた。
・チュニジアは完全にガス欠。
・43分、香川のスルーパスから宇佐美が見事なオフザボールで決定機もシュートはポスト!!宇佐美があの動きをできるとなると、かなりプレーの幅が広がる。見事なフリーランだった。決めてればもっとよかったけど。
・試合終了。


・初戦は勝利。ぱちぱちぱち。
・驚きのスタメンだったが、守備はしっかり締めてきた前半。そして、スターを投入して点を獲った後半というジキルとハイドな前後半だった。
・ただ、点はとったが後半の面子で強豪とやりあえないのはブラジルW杯で証明済み。
・結局は後半の面子から何人か間引いて、前半の労働者たちを組み込んでいくという作業がハリルホジッチの最初の仕事になるのではないか。
・そこで失敗したのがザックだったのだが、ハリルホジッチはどうもそういう点ではシビアっぽいので、大丈夫そうな感じ。妥協はしないで、反抗する選手はロープに縛って神田川に吊るしてくれ。
・個人的には永井の鬼の走力と川又の一発はでかそうなので是非今後も使っていただきたい。
・あと、疾風伝説が90分無難にやれたのはなんとなく安堵。でも槙野が無難にこなしたのはなんとなく物足りない。炎のオウンゴール溶かして欲しかった。
・また、今まで地道に育ててきた #chinkodekasou タグが代表戦でみんなに使われてるのを見て「立派に育ったなあ」と思う反面、寂しさも感じており、これが娘を嫁に出す気持ちだと気づいた。さようなら、 #chinkodekasou タグ。幸せになるんだぞ。
・ともかく、これからこれから。刺激が多くていい試合でした。