■日本代表■4年後のロシアを見据えてアイウォンチュー part1 GK&CB編 | picture of player

■日本代表■4年後のロシアを見据えてアイウォンチュー part1 GK&CB編

さて、W杯も終わってぽっかりと開いたこの心の穴をどうしてくれようか。
行きずりの男と寝ても満たされないっ!あたい、あたい、サッカーじゃなきゃもう満たされないのっ!!
そんなあなたのために、W杯のことを考えましょう。

というわけで、次のW杯に出そうなメンバーをちょっと探ってみようということで。
今回は散々な結果に終わってしまったが、やはりそういう場合はきちんと反省した後はすぐに切り替えることが大事である。切り替え切り替えー!!集中集中ーーー!マイボッマイボッ!!イ・ドングッ!!アダダニハワガラナイデショウネェ!!
はやく忘れたいのです、今回の大会を。

今日からJ1も最下位もとい再開したしね!!
では早速いってみましょうかー。


■GK

・川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
今回は特に見せ場がほとんどないままに終わってしまったが、やはり現時点でセービングの技術は1位だろう。そして、現在31歳だが、GKは息の長いポジションなので、まだまだ技術の向上が見込める。追い抜いてくる奴がいなければ、普通に候補。足元を重視しない監督なら、なおのこと。ただ、川島のクソキックで相手ボールに、というのがポゼッション型チームにとっては地味に効いてくると思うので、もうちょっとなんとかなりませんかね。そして何よりも大事なのはその気迫であり、なぜか国歌斉唱のときから般若の形相をしていることも。きみはあれか、祖父が特攻隊だったりしたのか。ともかく、守護神候補の中ではぶっちぎりの異形感があるので、そこはプラス材料。キーパーが頭おかしいところは強いよ。


・西川周作(浦和レッズ)
おそらく次の大会の第一候補。その足元は恐ろしいほどの冴えを見せていて、国内キーパーではぶっちぎり。パントキックはほんとに美しくて、ある試合のキックの軌道を上空から見るとちょうど大仏の形になっていたという(未確認)。まさに現代型GKなわけであるが、川島と比べるとセービング技術がちょっと不安。ザンビア戦でもミスってたし、クロス対応とかちょっとおかしい感じ。だいぶ改善されてはいるけれど。そして、現代っ子のせいなのか、気迫もそれほど感じられない。キーパーとは自分がミスってもそれをかき消すくらいの大声でセンターバックを怒鳴りつけるのが正解なのである。というわけで、少し迫力をつけるために、ゲカスさんの「寒冷殺人拳」に対抗して顔に「熱波活人蹴」というタトゥーを入れること推奨。


・権田修一(FC東京)
ロンドン五輪の正守護神だった男。GKの技術はそこそこだが、日々進歩してる感じ。時々、とんでもないのを止めることがある。ただ、ロンドン五輪準決勝で若干やらかし気味のところもあったので、1試合を通しての集中という点で課題があるような感じ。足元はたいしたことなく、川島よりはマシ程度。なぜかネタキャラとして扱われているので、そこらへんをもっと進歩させていくと、ネタキャラから変人へと進化していくので、どんどん奇行をしてみたらいいと思う。試合中に揚げ饅頭食べたりとか、常にキャップを被ってみるとか、相手FWに噛み付いてみるとか。奇人枠は必ずある。己の中の狂気を解放するのだ。


・東口順昭(G大阪)
冷静なセービングが光る新潟牧場産。安定感が非常にあり、ミスが少ない。前任者が前任者なので、相対的にG大阪では非常によく見えるという役得もあるが、実力は確か。当たってるときは「残念、そこは東口だ」という状態になることもけっこうある。キックはよくわからんが、まあ普通な感じ? 西川のセービング次第では本命に躍り出る可能性もある。ただ、いかんせん4年後はもう32歳であり、ぎりぎりの年齢。ラストチャンスか。顔は割と面白い顔してる。


・林@非アゴ(鳥栖)
広島の林@アゴじゃないほう。とにかくでかい。195cm。足元はたいしたことなく、林@アゴに比べればマシ程度。どっかんどっかん蹴る鳥栖だからさほど問題にはなっていないが。シュートストッピングは非常に強い。ただ、いかんせんなぜかクロス対応が弱かったり、1試合に1回くらいはなんか怪しいプレイをする印象。そういおうポカ癖をなくすためにも、早く広島の林@アゴと合体して、完全体として日本代表を狙っていって欲しいものである。さらにアゴが進化して、それでシュートをはじき出せるはずである。


・櫛引政敏(清水)
おそらくリオ五輪の正GKとなるであろう選手。清水でも正GKの座をがっちりと掴んでおり、ミスの少ないGKである。足元、ハイボールも含めて、変なところがあんまりない。ここらへんはロマン枠だろうか。能力はあるけど、キーパーはそれ以外の部分もけっこうあるからなあ。ただ、川口は23歳でフランスの舞台に立ってたからなあ。そろそろ一回りしてそういう選手が出てきてもいいかな、と。表情はなんかずっと自信なさそうだなと思ってたんだけど、そうじゃなくて、元々そういう顔だってことが最近わかった。


・守田達弥(新潟牧場)
東口を出してどうなることかと思ったが、全然遜色なかった超大型GK。候補の中ではかなりでかい191cm。ノイアーが193cmなので、サイズだけなら対抗できる。ただ、その分遅いかというとそんなこともなく、鋭いセーブを見せて安定感もある。キックは知らん。とにかくそのデカさで俺たちに夢を見させてくれる存在。年齢も23歳と若く、ロマン枠以外のなにものでもないが、第3GKとかでとりあえず連れてってもいいなじゃないのかしらん。あだ名の「ジャンボ」は夢がある。顔は歌舞伎役者系。




■CB

・吉田麻也(サウサンプトン)
W杯前には「やらかす」「やらかさないわけがない」「むしろやらかせ」「やらかすほうに1000パパスタソプーロス」くらいに思われていたのだが、今大会ではかなりよくやっていたのではないだろうか。大柄なギリシャやコートジボワールの身体能力高めの連中にも競り勝っていた。しかも、なんか知らんけどパワープレーで上がっても競り勝ってたというよくわからん空中戦の強さを見せていた。無駄だったけど。まだ25歳なので、当然次の大会でも主力として出てもらわなければ困る。課題はDFのリーダーシップを取ることと、対地戦か。スピード系にはからっきし弱いので、ネイキッドな状態で正対したときに、がっちり止めろとは言わないが、なんとかぶち抜かれないようにして欲しいものである。攻撃ではキックの精度はいいので、それを前線に打ち込める勇気を持て。森重のほうがテクニックないのに前に刺せてたってのは、吉田としてはいかんでしょ。ただ、あからさまに性格軽そうなので、キャプテンとかにはしないでね。


・森重真人(FC東京)
今大会守備の要になると予想したが、出場は1試合だけとなった。ただ、コートジボワール戦の失点は別に森重のせいではなかった。というか、あんなどフリーで上げられてちゃコンパ兄でも無理だわ。空中戦でも特に負けてなかったし、ぶっちぎられることもほとんどなかったので、2試合目以降スケープゴート的に外されたのはちょっとかわいそうだった。ただ、まだ27歳で次もある。とりあえずFC東京で監督のポマードからイタリアのイロハを学んで代表の守備の要として君臨していただきたい。足元もそんな優れてるわけではないんだけど、勇気があるのか、楔はいいの通すよね。もしチャンスあったら海外行ったほうがいいんだけどなー。まあ4年後レギュラーかどうかはわからんが、確実にいるでしょ。万能DFとして精進を重ねていっていただきたい。


・塩谷司(広島)
今回サプライズ候補だったわけだが、惜しくも選外になったニューカマー。DFはスピードがあって空中戦も弱くないので、対人は抜群に強い。ただ、脚光を浴びてるのはその攻撃力。広島ではその攻め上がりがスイッチになっており、ぬらぬらと前線に現れては得点を叩き込んでいる。FKも蹴れるし、ゴール前で切り返してシュート叩き込んだりと、やたらとPA内で冷静なのが光るので、FC東京の武藤@三代目ぬか喜びストライカーに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。ただ、今回選ばれなかったのは、ずっと3バックのチームにいたので、やはり4バックへの適応がよくわからんというところもあるのだろう。4バックのセンターバックとしては、海外のでかぶつには苦労しそうな感じ。そして、攻撃力があるといっても、サイドバックとしてのそれとは若干違う感じなので、その枠も難しい。4バックなら守備的なサイドバックとしてあるかも。3バックなら確実に候補に入ってくる。


・山下“ルーキーズ”達也(C大阪)
セレッソが誇る肉体の悪魔。最近髪を切ってルーキーズ感がだいぶ薄くなってしまったのが実に残念。とにかく高さ、速さは日本人離れしてる。裏を取られても平気で追いつけるのはすごい。多少のポジショニングミスはどうにかしているのだが、それができるのでかえってポジショニングが適当だったりして、あっさりとヘッドを叩き込まれてたりするのだがタマに傷。なんだかナイジェリア人みたいなCBである。ACLでも身体能力で通じなくなると途端に役立たずになり、山東のラブちゃんにボコボコにされるという脆いところを見せてしまった。足元はうまくはないが、つなげなくもないという程度。岩政よりは上。「センターバックは四の五の言わずに弾き返せばいいんだよ!!」というイングランドロングボール学会所属の監督になれば、確実に選ばれてくるだろう。素材は素晴らしいので、こういう選手こそ身体能力が通じない海外に言って色々学んできたほうがいいんだけどなー。ただし、26歳と意外と年を食っており、プレースタイル的には次がぎりぎりか。


・高橋“クローズ”祥平(大宮)
西に山下がいれば東には高橋がいる。北関東に巣食うヤンキー。身体能力は高くて身長はそんなに高くないものの競り合いに強く、スピードもある。そしてすごく意外なことにラインの統率もできちゃったりする。大宮が今のところかなりアレでソレなのだが、菊地と高橋がいなかったらとっくにこのチームは壊れている。足元も悪くない。ただ、ものっすごく頭が悪い。北関東ヤンキーのごとく瞬間湯沸かし器であり、あっという間に冷静さを失える便利な機械。それさえなければいいDFなんだけど、これって直るんだろうか。22歳と若いから、と思いたい。ただ、高橋と山下が二人で並ぶDFラインは日本が世界に誇るヤンキー文化の結晶だと思えるので、東アジアカップとかでいいから一度見せて欲しいものである。バックアップは「ヤンキー卒業したけど俺たちのヤンチャは終わらない」のG大阪岩下で。


・岩波拓也(神戸)
優勝争いするJ1チームでばりばりのレギュラーである20歳。まだまだポカをすることはあるが、とにかく期待されてる。スピードはそんなにないが、高さがあり、体の強さもある。そして特筆すべきはキックの精度。「お前はフランク・デブールか」というような高精度フィードを両サイドに振り分けられる。あんまり神戸では生かされてないけど。当然、次のリオ五輪では主軸。アジアの泥沼を手倉森@五輪を逃したら五厘にしちゃうね、と共に戦い抜き、是非次のW杯には間に合ってほしいものである。ただ、その次も、もしかしたら次の次もある。DFリーダーとしてインテリジェンスを磨いて、焦らずじっくりいってくだしあ。顔はじゃがいもに似てる。


・植田直通(鹿島)

トニーニョ・セレーゾ期待の身体能力爆発系。とにかくスピード、高さがあって素材は野球の大谷クラスの超一級品。ただ、いかんせん経験が足りなすぎて、鹿島でも時々素人みたいなポジションでふらふらしていることがある。よくセレーゾは我慢して使ってるもんだと思う。頭がいいのか悪いのか判断できるレベルでもまだないが、決してよくはなさそうな気がする。ただ、ガチの身体能力で海外FWを潰せる可能性を持った数少ないDFの一人なので、鹿島さんとしては苦労するだろうが大事に育ててもらいたいものである。次はさすがに間に合わないかなー。もし選ばれることになったら、とりあえず次はネイマールの背中に得意のテコンドーでかかと落としを決めてやって、大会公認のヒールとなっていただたいものである。顔はなんか漫画ゴラクでヤクザで出てきそう。


・昌子源(鹿島)
今シーズンからレギュラーをゲットしたこちらも鹿島の新星。W杯前には合宿にも呼ばれていた。去年はなぜかサイドバックとかやらされることもあったが、攻撃性能はほぼゼロに近い。特に身体能力抜群系ではないのだが、とにかく粘り強く守る印象。隣の植田がけっこうアレなので、余計に頭いい感じに見える。この機会を逃さず、カバーリング能力を磨いてもらって、金子、羽田などのうまく育たなかった鹿島CBの系譜には連ならないようにがんばっていただきたい。鹿島は4バックだけど、意外と3バックだとなぜかいつもメンバーにいる、みたいなDFになってるかもしれない。顔はサツマイモに似てる。


・西野貴治(G大阪)
G大阪の誇るイケメンセンターバック。身長が高く、空中戦はけっこう強い。また、対地戦も決して弱くなく、足元もうまい。非常にバランスの取れた新世代センターバックという印象。なのだが、なぜかG大阪では今年あまり使われず、長谷川監督の迷いの犠牲者となっている感も。G大阪で一番いいCBだと思うんだけど。まあなんかずっと見てる人ならわかる粗がなんかあるのかもしれん。ただ、やはり代表の集客ということを考えると若手のイケメンというものは確保しておきたいものであり、他の若手がイモ系とか劇画系ばっかりなので、こういうジャニーズ枠は確保しておきたいところ。内田と並ぶ右サイドとか・・・儲かりまっせぇ、電通はん・・・!


・遠藤航(湘南)
湘南炎のサッカーで、守備の中心を担う男。唯一のJ2からの選出。ユース代表を歴任しているエリートでもある。ただ、2010年にU-19で韓国にぼこぼこにされたときには、身体能力でがっつり負けていた。なにしろ、今回唯一の180cm以下であり、公称177cmである(たぶんもっと小さい)。ただ、湘南では去年から炎の攻撃サッカーをしていたので、数的不利でももがいてなんとかすることも多かった。なんともならないこともけっこう多かったが、それは彼のせいではない。世界的な潮流を考えればセンターバックとしては小さすぎるが、日本に生息する「小さくてもセンターバックできる学会(初代会長中西永輔)」の希望の星である。ただ、今大会のガリー・メデルの活躍とかメキシコのサルシードを見ると、やってやれないこともないという感じであり、俺もそんなんみたいから是非頑張って欲しい。まあ、現実的に考えれば3バックの場合の要員か。顔は少年である。


(追加)

・鈴木大輔(柏)
すっかり忘れていたので追加。ロンドン五輪で吉田の隣にいた人。安心・安全・信頼の新潟牧場産であり、柏に移籍してからは紆余曲折ありつつもレギュラーを確保。高さ、強さがあり、ディフェンスのレベルは高い。足元はそこそこあっていいキック蹴れるんだが、なんか組み立てのセンスがあんまりないのか、割と3バックでフリーなのに放っておかれてることが多いというのが悲しいところ。その点で森重や吉田には劣るところか。ここを鍛えていきたいところだが、ネルシーニョがそんなことを期待しているのかどうかはイマイチ不明。3バック、4バックのどちらにも対応可能。なんかすごく苦労人顔であり、「年の離れた弟と妹を鉄工所のバイトで養ってる」感がすごく出ていて、たぶん帰り際には社長の奥さんから「ほら、これ持って帰りなさいよ!」と山盛りの唐揚げを貰って満面の笑みを浮かべること間違いなし。この面を伸ばしていけば「おしん」大好きの日本国民の指示も得られるのではないか。とりあえず試合中にガム噛むのはやめよう。そして、「あの頭につけるよくわかんない紐」ではなく、「ねじりはちまき」をつけること推奨。似合うぞ。



ぱっと思いついただけなので、抜けもけっこうあるかもねー。でも気にしない!
順々にポジション別にやっていくよーん。
次はSB&ボランチ!