■2011アジアカップ■ グループリーグ第3節 日本VSサウジヨワイビア | picture of player

■2011アジアカップ■ グループリーグ第3節 日本VSサウジヨワイビア

シリア戦でアジアのお笑いショーを堪能させていただきまして、相変わらずだな、アジア!やっぱこうでなくちゃな!と思いました。
で、サウジ戦です。
サウジ自体はずっと凋落の一途をたどってると思っているのですが、この大会は既に敗退決定。どういうモチベーションでくるのか。

■日本5-0サウジヘボイビア
■感想
・日本は4-2-3-1。キーパーは川島が赤紙支給で代わりにギャンブラー西川。DFが右からうっちー、吉田、今野、長友。中盤底に遠藤、長谷部。2列目が変更ありで、松井が太もも裏をバナってしまい(肉離れするの意)、本田大先生も捻挫で大事をとって欠場。代わりに岡崎が右サイド、香川が左で柏木さんが真ん中でございます。ていうか、柏木って本田ゴリラのバックアッパーだったのね。1トップは不動の前田。不動ってほど活躍もしてませんが、前の試合はよかった。
・サウジは普通に4-4-2。2トップの一角に、前回アジア大会で阿部っちがチンチンにされたカフタニが。その相方がナイフとかいう名前なんだけど、なにそれこわい。あと、モンタシャリってどうしたんだろうなあ。と思ったら、サブにいた。
・解説は山本昌邦大先生。もうやめてー。
・山本先生飛ばしてます。早速、サウジVS日本を「東西の横綱対決」。韓国に殴られるぞ。
・いつも思うんだけど、すげえ唐突な国歌だよね、「君が代」。
・開始から日本はハイプレッシャー。サウジはびっくりして、ちっともボールを運べない。いいプレッシャーから前田、岡崎のシュート。しかしいずれもキーパー正面。前田は今大会全く当たってない。李にいったん代えるのもいいかもなあ。
・本田、松井というボールキーパーがアウトした影響。ポンポンとよくボールが回るようになっている。柏木もシンプルにボールを叩く。岡崎も裏抜け志向なので、縦にやけに早い。日本相手に別に引く必要のないサウジが相手なので、これだけでも攻撃になる。ただ、ガチの韓国だのオーストラリア相手だと、体を張れる選手がないないのでしんどそう。
・そうこうしているうちに、不用意にふらふらと上がったサウジDFの裏をついた岡崎に、遠藤からロビングパス。岡崎はボールを浮かせてキーパーを交わし、先制点。8分。さすがアジアキラー。
・そしてこう着状態になるかと思いきや、香川のクロスから岡崎が再び裏抜けでダイビングヘッド。さすが、職業ダイビングヘッド(@金田さん)だけある。つうかね、このぐだぐだのDFラインとかひどすぎるでしょ。ラインをキープするのか人につくのかはっきりせず、普通に突っ込んできた岡崎外すとかありえねえ。
・あ、前田が点とった。ドドドドドドドドドドドドドドドドドフリー!あほか!
・試合終了。カウンターが怖いサウジが先制点と追加点とられたら話しになりませんがな。DFリーダーの不在。ゲームメーカーの不在。中盤の守備組織の不在。攻撃で怖いのは2トップの個人技だけ。20年前のサッカーをいまだにやっていて、早々のグループリーグ敗退も納得の出来。普通にヨルダン・シリアより弱い。この10年間、気まぐれな王族の脊髄反射首切り遊びをした結果がこれ。これは次のワールドカップも無理ですな。しかし、90年代に君臨していたサウジのこんな姿を見る羽目になろうとは。時は流れるのと同時に一抹の寂しさも。
・しかし、うっちーのクロスはどうしようもないな。笑
・「バイタル」が市民権を得始めている。昔こういう言葉について、書いたなあ 。たぶんそのうち意味もわからず松木さんが使いそう。「長友選手のバイタルは切れ味抜群ですからね!」

・後半の試合展開は割愛。
・日本はテスト。
・サイドバックの控えが伊野波だということが判明。まあ無難にこなしていました。守備が特徴なので、あんまりそういう場面がなかった。けど、明らかに内田より守備はいい。攻撃性能は当然内田より劣るのだが、いい上がりから前田の得点をクロスでアシスト。キックも当然内田よりいいですな。つうか、サウジ守備はクロスに弱すぎる。
・岡崎。守備、裏抜けと100点の出来。ラインコントロールが出来ないサウジはいい餌食か。守備もよくやっていた。本当に計算の立つ選手。松井アウトなので、このままレギュラーに定着かな。
・柏木。悪くなかったがよくもない。守備はよくやっていたが、後半はすっかり消えていた。狭いエリアで簡単に繋いでいたが、あのポジションは違いを作り出せないと。ゴリ本を脅かすほどの説得力はなし。ただ、今大会少ない攻撃のオプションの一つにはなり得たか。終盤まで動ける運動量は貴重。
・西川。安定していたんじゃないでしょうか。ただ、今日の展開は大して慌てる必要もない。川口タイプだと思うので、アドレナリンばんばん出るような試合のほうが活躍するかも。でもたぶん次は川島。
・岩政。なんか青いユニフォームに超違和感。相変わらず顔怖い。非常に怪しげなボールの持ち方をする。笑 相変わらずハイボールは鬼強い。終盤にコーナーキックから一発かますも、DFにクリアされる。対空要員として、アップ完了。
・本田(地味なほう)。初キャップ?クローザーの役割か。この試合では鋭い出足で中盤をしっかり締めた。球出しも無難。これをもっと厳しい試合で出せれば。時間は短いが、好印象。

・次は開催国カタール。シリアどころじゃない中東の笛が待っております。ありえない判定が出たらそれはそれで楽しみだよなひひひ!
・そろそろ香川と本ゴリが違いを見せ付けてもいいんじゃないか。