■感想■国際親善試合 日本-パラグアイ | picture of player

■感想■国際親善試合 日本-パラグアイ

ビデオ見終わった!日本が1-0で勝ち。
代行とは言え、原さんが代表のベンチにいるのはそれはそれで感慨深いものがあるなあ。
というわけで、カレー食べながら見たので、箇条書き感想でございます。

■感想
・日本は4-2-3-1。ベースは南ア岡田立スタイルのゾーンを若干上げた感じ。3枚だった中盤の底Fを2枚にしたぶん前がかりに、という感じか。ただ、その割に高い位置でボールをとれることは少なかった。これは組織的に整備していかなくてはいけないのだろう。もしくは取れる人間を使うか。

・パラグアイはワールドカップメンバーがちらほら。コンディションも上々。それほど裏を狙ってこなかったので、ライン高めの日本があわてる場面はそう多くない。オルティゴサの相変わらずのぽっちゃりっぷりはデブ専界に衝撃。あと、サンタクルスは相変わらずの男前で、もうお母さん見るだけでドキドキしちゃうわ。

・試合の進め方としては中村Zが捌いて、ポジションチェンジを繰り返すフリーハンドの前線を操っていた。さすがに中村Zがいるとボールが落ち着く。彼にやっぱり頼らなければいけないのだろうか。ただ、パラグアイもずるずるの守備だったので、そこは割り引いて考えなければいけない。

・W杯では全然なかった組織的なカウンターはこの試合でも見れず。ただ、森本、本田、香川に長友が絡む即興の速攻はそれなりに面白かった。これをどれだけ頻度を増やしていけるか。

・セットしてからの攻撃は前線で本田が受けて捌いて、あいたスペースに香川、松井が侵入、森本がゴール前で狙うという形。本田は所属クラブでの鬱憤を晴らすように献身的。森本も本田がポストプレーの仕事をしてくれていたので、ゴール前に数多く行けた感じ。森本はDFもよくやっていたが、もっと得点に向かう仕事がしたい。

・香川はすばらしかった。スペースへの侵入タイミング、勝負したときの勝率、シュートへの意識など文句なし。得点時もギャップをついて、ここしかないというタイミング。ウイングを使うのなら、彼は不可欠だろう。ただ、もしかしたら、トップ下とかで使われるかも。顔は小動物に似てる。

・長友が躍動。W杯で自信を深めたのか、動きに迷いがない。今の調子なら4年間左サイドは彼のものだろう。逆に内田は中々よさが出なかった。このチームではちょっと浮いた存在かもしれない。どううまくフィットさせていくのか。まず髪型を角刈りにするといいと思う。ていうか、どう注文してるんだよ、それ。

・全体的に、興行・顔見世としては、上々の滑り出し。ただ、、サイドハーフはともかく、中村Z・本田・細貝という中央で本気の中堅以上の相手に持ちこたえられるとはとても思えないのだが、まあそれは本番近くまでに限界点を探ることになるのでしょう。

・新戦力、栗原。いつもの中澤とのコンビで無難にこなしていた。強さ、高さはすばらしい。すっかり新顔候補に書くの忘れてたけど、この人も十分候補に入ってくるか。組み立ては横パスからボランチに預けるだけだったので、パートナー次第か。

・新戦力、細貝。前がかりの中盤においてバランスをとることに腐心。ザックの元では中盤中央は走れることが求められるので、そこらへんでアピールしていくのでしょう。ライバルは本田拓也とか長谷部とか?ゲームメーカーを入れないという選択肢なら、二人を並べることもありなのか。

・新戦力、藤本。前呼ばれてたけどね。終盤のガラガラポンで、埋没。パサーとして存在感を出したかったが、あの状況では難しいか。

・岡崎も何かをした記憶がない。ステルス。

・橋本…?駒野…?だめだ、記憶が…。

・かゆ うま