2008J1序盤総括 part3
どんどんいくぜ!
part2はこちら。
■G大阪
「さて、優勝候補筆頭だったG大阪。」
「予想外の不調ぶり。」
「勝ち点19、得点18、失点17の8位。」
「ライバルの浦和とは勝ち点7もの差がついてしまった。」
「対談で優勝候補にあげた我々の面子は丸つぶれだ。」
「まったく。」
「原因は何かね。」
「いまだ理想形を探しあぐねてるってところか。」
「とりあえず今は、バレー&播戸の2トップ、二川、ルーカス、明神、遠藤の中盤で落ち着いてるけどな。」
「ルーカスを中盤で使っているというのが苦しいと言えば苦しい。」
「なんとなく苦し紛れな感じは否めないな。」
「でも、そうなるかもな。新加入が軒並み戦力になってない。」
「水本、福元、ミネイロのDF陣はほとんど出場なし。」
「水本は全くゾーンの4バックに対応できてないな。」
「卒倒したくなるようなポジショニングだ。」
「あれは時間かかるぞ。」
「誰か新加入で活躍できてるのはいるか?」
「山崎はそこそこがんばってるな。」
「それくらいだろう。佐々木のスポット起用はなんとなくわかるんだけど。」
「ただ、彼を生かすようなやり方はしてないよな。途中起用でも。」
「そこが難しいところだよな。」
「中盤は技術レベルの高い均質な選手が多いから、彼のようなスペシャリストは使いづらいのかもしれん。」
「また、点もよく取られてる。」
「DFラインは安定しなかったからな。中澤別人を固定したのはいいけど、彼もスーパーなDFではない。」
「点も取れてないな。」
「少なくはないけどな。ただ、上にあがるにはまだ足りない。」
「原因は?」
「軸である遠藤とバレーの調子が上がってない。」
「遠藤は去年から働きづめだったから、やむを得ない部分はある。」
「告訴してもいいと思うくらい働いた。」
「ただ、バレーはなんでだ?」
「彼自身のコンディションの問題もあるのだろうけど、読まれ始めてる。」
「そうだなあ。」
「馬力とパワーでゴールをねじ込むタイプだから、引き出しはけっこう少ない。」
「プレースタイルも含め、アドリアーノと境遇がよく似てる。」
「その場合は故郷の甲府でしばらく静養か。」
「そうなるな。」
「DFが点を取られて、攻撃の軸が不調では、中位に沈むのもやむを得ない。」
「ルーカスはどうだ?」
「よくやってはいる。元々生真面目だし、中盤に下がってもDFのタスクをこなしながら、キープ力で貢献している。」
「しかし、本来のポジションではないよな。」
「元々純粋なトップかと言われれば微妙だが、やはりゴールの近くで使いたい。」
「バレーとの相性が悪いからな。」
「いっそのこと、バレーを外す、というのは考えられんかね?」
「うーん、あんまり考えづらいかなあ。」
「なぜ?」
「マグノがいない今、唯一『組み立てもくそもなく点を取れる』という選手だからな。」
「まあ、確かに年間15点は固いからな。」
「多少の連携や引き出しの少なさには目をつぶって、使うだろう。」
「そうなると外さないか。」
「西野さんの偏愛癖は有名だしな。」
「しかし、そうなると2トップにルーカスを使うのはまずい。」
「どっちも足元に欲しいからな。」
「それで、ルーカスを中盤に下げる。」
「今の形だな。」
「ということは、今の布陣はバレーありき、ということだな。」
「遠藤ありきでもあるけどな。」
「しかしなあ。」
「なんだ?」
「二川、ルーカス、遠藤を並べて、中盤の守備が成り立つかね。」
「まあ、無理だろうな。点取られてるし。」
「明神、死ぬよな。」
「さすがに辛すぎてこの前は『自分、休むっす。』って言ったみたいだしな。」
「ルーカスを外して、橋本を入れるほうがいいんじゃないか?」
「そっちのほうが安定するが・・・。」
「が?」
「ルーカスも偏愛してるような気がする。」
「西野さんは恋多き男だな。」
「じゃあ、ルーカスも固定か。:
「でも、このままだとどうしようもないぞ。」
「浮上は西野さんの決断次第、か。」
「うまいこと怪我とかでローテーションできればいいんだけどな。」
「そうは問屋がおろさない、だろう。」
「愛って難しいもんだな。」
■千葉
「苦しい、苦しいと言われていたが、想像以上の苦しさだった。」
「勝ち点8、得点10、失点25で最下位やっほー。」
「やってしまったな。」
「やってしまった。」
「ごっそり抜けた代表選手の穴が埋まらず、新加入選手も期待に応えられず。」
「気付いてみたら7連敗しとったな。」
「原因はなんだと思う?」
「まずは、監督だろう。」
「うむ。」
「守備から、と言いながら、最後まで守備を構築することができなかった。」
「ちょっと下がりすぎだわな。」
「下がってもいいんだけどな。」
「いいのか?」
「チームとして徹底されてたら、そっからカウンターができるだろ。」
「まあ、そうか。でも、千葉はばらばらだったな。」
「約束事がなかった。前から行くのか、下がるのか。」
「DF陣は下がりたい、攻撃陣は前から当たりたい。」
「それで生まれる広大なスペースを必死で下村が埋める、と。」
「埋まってたか?」
「いんや。最後には大体力尽きてた。」
「そんな状態で攻撃ができるわけもないな。」
「そのとおりだ。」
「後はなんかあるか?」
「メンバーを変えすぎだわな。」
「そうだな。」
「猫の目どころか、ほんとにころころ変えていた。」
「システムも無茶苦茶だったな。」
「4バックをやってみたり、3バックに変えたり、中盤も4枚だったり5枚だったり。」
「これで連携を生み出せというほうが無理な話だな。」
「新居が3-6-1の1トップやらされたときは倒れそうになった。」
「気の毒に。何をさせようとしたんかな。」
「わからん。頭おかしくなってたんだろ。」
「で、そのクゼさんは、1勝もできずに解任。」
「まあ気の毒な面はあったけどな。怪我人も多かったし、新加入も多かった。」
「いや、でもそんなもんどこのチームでも似たようなもんだぞ。」
「まあそうだけどな。」
「だって、監督代わったら最後連勝だもん。」
「アレックス・ミラー氏か。」
「どんなもんなんだろな。」
「まだわからんが、大体どういうサッカーをするかはよくわかる。」
「京都戦が4-4-2、大分戦が4-1-4-1のような形だった。」
「まず守備から、という人みたいだな。」
「というか、そこからどうにかしなきゃ試合にならんし。」
「そう言うな。だが、この2試合はラインコントロールもされていたし、中盤を終始コンパクトに保っていた。」
「2試合連続完封は中々のもんだな。」
「中盤に斉藤を使ったこともあるが、きっちりと組織が出来ていた。」
「おかげで攻撃も生き生きしてきた。」
「そりゃそうだ、前のマゾサッカーに比べたら余力が百倍もあるからな。」
「やっぱり組織とか約束事は大事だな。」
「それに、やっぱりなんでも勝つってのは大事なんだよ。自信が全然違う。」
「そりゃそうだな。」
「だから、まがりなりにも勝ってる浦和はそうそうは崩れないんだよ。」
「今後どうなる?」
「中断期間中にみっちりトレーニングして、残りの試合がんばるしかないだろう。」
「目はあると思うか?」
「十分だろう。16位までの勝ち点差は6、試合数はたっぷり。」
「まだまだ勝負ができるな。」
「中断期間中に守備だけじゃなくて、どういう攻撃の味付けができるか。」
「やっぱり点取らなくちゃな。」
「そこで変化をつけられる選手を補強するかもしれん。」
「オーウェンか?」
「さあ、声を合わせていきましょう。」
「「くるわけねーだろー!!」」
■神戸
「スタートダッシュ失敗組。」
「勝ち点16、得点17、失点17の13位。」
「こんなはずじゃなかった・・・。」
「序盤は好調な滑り出しをしたが、レアンドロの鎖骨骨折とともに失速。」
「わかりやすいな。」
「彼の前線でのキープ、スピードはなくてはならんもんだった、ということだ。」
「大久保とも相性がよかったしな。」
「代わりには栗原、須藤、吉田、馬場、はてはボッティのポジションを上げたり、色々やったが全部だめ。」
「ボッティを上げたのは意味がわからんかったけどな。」
「松田監督も意味わかんなかったから、すぐやめたんだろ。」
「しかし、何がよくないのかね。」
「うーん、そこがよくよくわからんのだけど。」
「なんだろうな。」
「ただ、ボッティは腰が悪いから、あんまり出てなかったな。そういう時は大抵ダメだったな。」
「それは去年から変わらんな。ナミル先生がいてもだめか。」
「あー、彼は殺し屋だから。ゲームを作るってタイプじゃない。」
「顔はいけてるけどな。」
「もてそうだ。」
「まあ、ナミルの顔はどうでもいい。」
「DFは組織されてるから固いんだが、ゲームメーカーがいないから、なんとなく試合を落ち着けられないうちに段々我慢しきれず、という試合が多かったな。」
「栗原が獅子奮迅の働きをして何試合かモノにしてたときもあったけどな。」
「いや、でも彼に多大な期待をするのは酷というものだぞ。」
「35歳だしな。元気だけど。」
「元気だけどなあ。ただ、そういうとき支えなきゃいけないのが大久保じゃないのかね。」
「あんまりよくなかったな。」
「なんだかんだ言っても王様タイプだからな。ボールが来ないと何もしない。」
「確かにフリーランは少ないな。」
「ボールないときたらたらしすぎだ。自分にマークが集中するのはわかってるんだから、それを引き連れてスペースを作るとか、いくらでもやることはあるはずなんだがな。」
「まあ、そこが大久保だ。」
「ボール持ったときは素晴らしいんだが、このままだとローカルヒーローで終わるかもな。」
「オシム爺にもっと鍛えてもらえればよかったのかもな。」
「それは言わない約束だ。」
「うむ。では、今後はどうなる?」
「レアンドロが復帰したし、前線は問題ないだろう。」
「後はボッティか。」
「常時出場できるかどうかだな。」
「でもブラジル人だしなあ。」
「ブラジル人に対する不信感が根強いな。」
「ルーカスとか真面目なのもいるが、大抵はすちゃらかしてるからな。」
「まあ、そういうもんだと諦めるほかないぞ。」
「そうだな。まあ、ボッティが出てれば、強豪にもいい勝負できると思う。」
「いなくても、残留争いまではいかんだろ。」
「いかないとは思うのだけど、それでいいのかという気もする。」
part2はこちら。
■G大阪
「さて、優勝候補筆頭だったG大阪。」
「予想外の不調ぶり。」
「勝ち点19、得点18、失点17の8位。」
「ライバルの浦和とは勝ち点7もの差がついてしまった。」
「対談で優勝候補にあげた我々の面子は丸つぶれだ。」
「まったく。」
「原因は何かね。」
「いまだ理想形を探しあぐねてるってところか。」
「とりあえず今は、バレー&播戸の2トップ、二川、ルーカス、明神、遠藤の中盤で落ち着いてるけどな。」
「ルーカスを中盤で使っているというのが苦しいと言えば苦しい。」
「なんとなく苦し紛れな感じは否めないな。」
「でも、そうなるかもな。新加入が軒並み戦力になってない。」
「水本、福元、ミネイロのDF陣はほとんど出場なし。」
「水本は全くゾーンの4バックに対応できてないな。」
「卒倒したくなるようなポジショニングだ。」
「あれは時間かかるぞ。」
「誰か新加入で活躍できてるのはいるか?」
「山崎はそこそこがんばってるな。」
「それくらいだろう。佐々木のスポット起用はなんとなくわかるんだけど。」
「ただ、彼を生かすようなやり方はしてないよな。途中起用でも。」
「そこが難しいところだよな。」
「中盤は技術レベルの高い均質な選手が多いから、彼のようなスペシャリストは使いづらいのかもしれん。」
「また、点もよく取られてる。」
「DFラインは安定しなかったからな。中澤別人を固定したのはいいけど、彼もスーパーなDFではない。」
「点も取れてないな。」
「少なくはないけどな。ただ、上にあがるにはまだ足りない。」
「原因は?」
「軸である遠藤とバレーの調子が上がってない。」
「遠藤は去年から働きづめだったから、やむを得ない部分はある。」
「告訴してもいいと思うくらい働いた。」
「ただ、バレーはなんでだ?」
「彼自身のコンディションの問題もあるのだろうけど、読まれ始めてる。」
「そうだなあ。」
「馬力とパワーでゴールをねじ込むタイプだから、引き出しはけっこう少ない。」
「プレースタイルも含め、アドリアーノと境遇がよく似てる。」
「その場合は故郷の甲府でしばらく静養か。」
「そうなるな。」
「DFが点を取られて、攻撃の軸が不調では、中位に沈むのもやむを得ない。」
「ルーカスはどうだ?」
「よくやってはいる。元々生真面目だし、中盤に下がってもDFのタスクをこなしながら、キープ力で貢献している。」
「しかし、本来のポジションではないよな。」
「元々純粋なトップかと言われれば微妙だが、やはりゴールの近くで使いたい。」
「バレーとの相性が悪いからな。」
「いっそのこと、バレーを外す、というのは考えられんかね?」
「うーん、あんまり考えづらいかなあ。」
「なぜ?」
「マグノがいない今、唯一『組み立てもくそもなく点を取れる』という選手だからな。」
「まあ、確かに年間15点は固いからな。」
「多少の連携や引き出しの少なさには目をつぶって、使うだろう。」
「そうなると外さないか。」
「西野さんの偏愛癖は有名だしな。」
「しかし、そうなると2トップにルーカスを使うのはまずい。」
「どっちも足元に欲しいからな。」
「それで、ルーカスを中盤に下げる。」
「今の形だな。」
「ということは、今の布陣はバレーありき、ということだな。」
「遠藤ありきでもあるけどな。」
「しかしなあ。」
「なんだ?」
「二川、ルーカス、遠藤を並べて、中盤の守備が成り立つかね。」
「まあ、無理だろうな。点取られてるし。」
「明神、死ぬよな。」
「さすがに辛すぎてこの前は『自分、休むっす。』って言ったみたいだしな。」
「ルーカスを外して、橋本を入れるほうがいいんじゃないか?」
「そっちのほうが安定するが・・・。」
「が?」
「ルーカスも偏愛してるような気がする。」
「西野さんは恋多き男だな。」
「じゃあ、ルーカスも固定か。:
「でも、このままだとどうしようもないぞ。」
「浮上は西野さんの決断次第、か。」
「うまいこと怪我とかでローテーションできればいいんだけどな。」
「そうは問屋がおろさない、だろう。」
「愛って難しいもんだな。」
■千葉
「苦しい、苦しいと言われていたが、想像以上の苦しさだった。」
「勝ち点8、得点10、失点25で最下位やっほー。」
「やってしまったな。」
「やってしまった。」
「ごっそり抜けた代表選手の穴が埋まらず、新加入選手も期待に応えられず。」
「気付いてみたら7連敗しとったな。」
「原因はなんだと思う?」
「まずは、監督だろう。」
「うむ。」
「守備から、と言いながら、最後まで守備を構築することができなかった。」
「ちょっと下がりすぎだわな。」
「下がってもいいんだけどな。」
「いいのか?」
「チームとして徹底されてたら、そっからカウンターができるだろ。」
「まあ、そうか。でも、千葉はばらばらだったな。」
「約束事がなかった。前から行くのか、下がるのか。」
「DF陣は下がりたい、攻撃陣は前から当たりたい。」
「それで生まれる広大なスペースを必死で下村が埋める、と。」
「埋まってたか?」
「いんや。最後には大体力尽きてた。」
「そんな状態で攻撃ができるわけもないな。」
「そのとおりだ。」
「後はなんかあるか?」
「メンバーを変えすぎだわな。」
「そうだな。」
「猫の目どころか、ほんとにころころ変えていた。」
「システムも無茶苦茶だったな。」
「4バックをやってみたり、3バックに変えたり、中盤も4枚だったり5枚だったり。」
「これで連携を生み出せというほうが無理な話だな。」
「新居が3-6-1の1トップやらされたときは倒れそうになった。」
「気の毒に。何をさせようとしたんかな。」
「わからん。頭おかしくなってたんだろ。」
「で、そのクゼさんは、1勝もできずに解任。」
「まあ気の毒な面はあったけどな。怪我人も多かったし、新加入も多かった。」
「いや、でもそんなもんどこのチームでも似たようなもんだぞ。」
「まあそうだけどな。」
「だって、監督代わったら最後連勝だもん。」
「アレックス・ミラー氏か。」
「どんなもんなんだろな。」
「まだわからんが、大体どういうサッカーをするかはよくわかる。」
「京都戦が4-4-2、大分戦が4-1-4-1のような形だった。」
「まず守備から、という人みたいだな。」
「というか、そこからどうにかしなきゃ試合にならんし。」
「そう言うな。だが、この2試合はラインコントロールもされていたし、中盤を終始コンパクトに保っていた。」
「2試合連続完封は中々のもんだな。」
「中盤に斉藤を使ったこともあるが、きっちりと組織が出来ていた。」
「おかげで攻撃も生き生きしてきた。」
「そりゃそうだ、前のマゾサッカーに比べたら余力が百倍もあるからな。」
「やっぱり組織とか約束事は大事だな。」
「それに、やっぱりなんでも勝つってのは大事なんだよ。自信が全然違う。」
「そりゃそうだな。」
「だから、まがりなりにも勝ってる浦和はそうそうは崩れないんだよ。」
「今後どうなる?」
「中断期間中にみっちりトレーニングして、残りの試合がんばるしかないだろう。」
「目はあると思うか?」
「十分だろう。16位までの勝ち点差は6、試合数はたっぷり。」
「まだまだ勝負ができるな。」
「中断期間中に守備だけじゃなくて、どういう攻撃の味付けができるか。」
「やっぱり点取らなくちゃな。」
「そこで変化をつけられる選手を補強するかもしれん。」
「オーウェンか?」
「さあ、声を合わせていきましょう。」
「「くるわけねーだろー!!」」
■神戸
「スタートダッシュ失敗組。」
「勝ち点16、得点17、失点17の13位。」
「こんなはずじゃなかった・・・。」
「序盤は好調な滑り出しをしたが、レアンドロの鎖骨骨折とともに失速。」
「わかりやすいな。」
「彼の前線でのキープ、スピードはなくてはならんもんだった、ということだ。」
「大久保とも相性がよかったしな。」
「代わりには栗原、須藤、吉田、馬場、はてはボッティのポジションを上げたり、色々やったが全部だめ。」
「ボッティを上げたのは意味がわからんかったけどな。」
「松田監督も意味わかんなかったから、すぐやめたんだろ。」
「しかし、何がよくないのかね。」
「うーん、そこがよくよくわからんのだけど。」
「なんだろうな。」
「ただ、ボッティは腰が悪いから、あんまり出てなかったな。そういう時は大抵ダメだったな。」
「それは去年から変わらんな。ナミル先生がいてもだめか。」
「あー、彼は殺し屋だから。ゲームを作るってタイプじゃない。」
「顔はいけてるけどな。」
「もてそうだ。」
「まあ、ナミルの顔はどうでもいい。」
「DFは組織されてるから固いんだが、ゲームメーカーがいないから、なんとなく試合を落ち着けられないうちに段々我慢しきれず、という試合が多かったな。」
「栗原が獅子奮迅の働きをして何試合かモノにしてたときもあったけどな。」
「いや、でも彼に多大な期待をするのは酷というものだぞ。」
「35歳だしな。元気だけど。」
「元気だけどなあ。ただ、そういうとき支えなきゃいけないのが大久保じゃないのかね。」
「あんまりよくなかったな。」
「なんだかんだ言っても王様タイプだからな。ボールが来ないと何もしない。」
「確かにフリーランは少ないな。」
「ボールないときたらたらしすぎだ。自分にマークが集中するのはわかってるんだから、それを引き連れてスペースを作るとか、いくらでもやることはあるはずなんだがな。」
「まあ、そこが大久保だ。」
「ボール持ったときは素晴らしいんだが、このままだとローカルヒーローで終わるかもな。」
「オシム爺にもっと鍛えてもらえればよかったのかもな。」
「それは言わない約束だ。」
「うむ。では、今後はどうなる?」
「レアンドロが復帰したし、前線は問題ないだろう。」
「後はボッティか。」
「常時出場できるかどうかだな。」
「でもブラジル人だしなあ。」
「ブラジル人に対する不信感が根強いな。」
「ルーカスとか真面目なのもいるが、大抵はすちゃらかしてるからな。」
「まあ、そういうもんだと諦めるほかないぞ。」
「そうだな。まあ、ボッティが出てれば、強豪にもいい勝負できると思う。」
「いなくても、残留争いまではいかんだろ。」
「いかないとは思うのだけど、それでいいのかという気もする。」