倫理観をより高く | Redの未来は自分で創る

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あなたは自分が変われると思ってますか?。時間が未来から現在に向かって流れている、この事を知ればあなたは変われる。

あなたは、海外のコンビニに行った事があるだろうか?。


海外にあるコンビニでは、商品を購入したお客さんに対して

ニコリともせずサンキューも言わないのがほぼ常識のようだ。


私自身もとあるアジア圏の国へ行き、コンビニや露天商に立ち寄った事がある

が、商品を購入しても「カムサハムニダ」の一言も言われた記憶がない。

それどころか、露天で暫く商品を見比べていると「買わないなら向うへ行け」

とまで言われた。腹が立って、これ見よがしに隣の露店で大量の商品を購入

してやったぜ(今考えると大人げない話しだが、、、)。


「お金を受け取り代わりに商品を渡す。そこで何故ありがとうと言わなければ

いけないのか?」と言う感覚のようだ。


更に言うと、いつまでもぐずぐずと買わないのは、単なる邪魔者であって、

客ではないと言う認識のようだ。


レストランやホテルに於いても、一流どころでもない限りほぼ同じ状況。

但し、唯一の例外が「チップ」をもらった時。その時だけは、ニコッとしてサンキュー

と言う。お金をもらえれば3歳の子供でもありがとう位言えるわな。


海外から来た旅行者やビジネスマン、そして海外旅行から帰って来た日本人が

みな口をそろえて言うのは「やっぱり日本のサービスは素晴らしい」と言うこと。


つまり、彼ら外国人も日本で行われている行為は、彼らにとって不思議な事で

はあるが、しかし、それは良い意味で彼らの期待を裏切る「嬉しい」不思議なのだ。


人間であれば、ニコッと笑って「サンキュー」と言われれば誰だって悪い気はしない。


しかし、欧米型の資本主義、個人主義に毒された人達は、何故自分がそんな

事をしなければならないのだ?と理解出来ない。


彼らには、Give and Teke と言う言葉はあれど、それが一体どう言う事なのか

余りピンと来ていないようだ。


客であれ何であれ、向こうから何か与えてくれたらこっちも笑顔でお返しする

のが当然で、わざわざ自分から相手に利益を与えると、「損をする」と言う発想

なのだろう。

※何かトラブルがあったら、例え自分が悪かったとしても自からは絶対に頭を

 下げないと言う考えと相通じるものがあるのかも知れない。


日本には「損して得を取れ」と言う言葉があるが、欧米型資本主義には

兎に角、相手より利益を上げなければならないと言う考えが根強い。


アジアの国々でもこのような考えが方が蔓延している。


その典型的な例が、昨今の中国における「消費期限切れ」鶏肉の販売だろう。

※賞味期限ではなく、消費期限であることに注意!。


件の中国企業は、客がどうなろうとしったこっちゃない。会社が儲かりさえすれ

ば、痛んだ肉でも分からないようにして売りさばいてしまえと言う発想だ。


そういう発想を持つ奴に限って、いざ自分が消費者の立場に立つと物凄い

勢いでクレームを付けてくる輩だ。


しかし、行き過ぎた利益追求はその会社にどのような結果をもたらしただろうか。


会社の信用は失墜し、恐らく今後その会社から肉を仕入れるところはどこにも

存在しないだろ。と言う事は、自らで自らの首を絞めたと言う事になる。


このように、倫理観よりも利益追求を優先した企業は必ずと言って良いほど

淘汰される時代に来ている。


何故なら、人々は自分自身を「物」ではなく「人」として扱われたいと言う凄まじい

までの欲求を持っているからだ。


故に先程の例のように、1ミリも表情を変えず対応する海外のコンビニ

店員よりも、笑顔で挨拶する日本のコンビニ店員を称賛するし、日本式の

サービスを引っさげて進出した企業は現地で物凄い人気を誇っている。


そう考えると、倫理観を利益追求より優先させ、人を人として扱う企業が、

これからの厳しい世界を生き残っていけると言う事ではないだろうか。


時代が変わり、国が変わっても日本人が持っている「おもてなし」の心は

万国共通の絶対的価値観だと思えてならない。


しかし、私達日本人は欧米型の資本主義を模倣する余り、それらを次第に

忘れ去り、合理的な資本主義を追い求めて来た。


私達は、世界が認める日本人の資質と言う「財産」を自ら放棄し、破滅へと

向かう欧米型の資本主義を「グローバルスタンダード」と言う聞こえのよい

言葉
に踊らされ、放棄してしまうような行動を取ってきた。


その事を気付かせてくれたのは、不思議かな海外の人々だ。


私達は、客観的事実を述べている彼らの声に耳を傾け、自分達の持つ

「おもてなし」の精神と言う、この国土、社会が培った財産を目減りさせる

ことなく、これを「商品」の一つの形態として輸出し、世界を巻き込み、より

多くの人達におもてなしの精神を伝えて行く必要があるでろう。


そうする事を通して、経済第一主義の欧米各国に対し、「利益」よりも大切な

ものがあると言う事を身を持って示す事が出来る事だろう。


それこそが、今の資本主義社会に欠如している「倫理観の高い資本主義」と

言う新たな経済の形を形成して行く事になるに違いない。


サービスにおける「ジャパニゼーション」。

これを合言葉に各自の得意とする分野で持てる力を発揮して行けたらと思う。

ネット社会であるからこそ、個人がそれを行える時代だと言えるだろう。