こんばんは。
福島暑いです
暑い夏がやってきました
こんなに暑いのに、ソフトボール予選
熱中症に気をつけましょう
久しぶりに読んだ小説
唯川恵さん著
ベター・ハーフ
最初に刊行されたのは2000年
この集英社文庫は2005年刊行
長らく読んでなかったのですが、今回再再再読です
物語は1989年、バブル真っ只中に結婚した夫婦の物語。
平成前期の物語です。
最後に読んだのは多分10年以上前かもしれません。
その時に読んだ印象と、今回は全く違う印象で読みました。
バブル絶頂、バブル崩壊、平成大不況…。
主人公たちはそれらをモロに影響を受けています。
以前読んだ時は、ちょっと影響受けすぎかな?と思わないでもなかったのですが
今読むと「そうだ。こういう時代、ワードがそこかしこにあったなぁ。」と懐かしさも加わりました
小説なんだけど、現代史でもある。
この時代を駆け抜けた人たちには一層の懐かしさを感じるかと思います。
詳しくは書けませんが
今とはあまりにも違いすぎる、価値観、ものの考え方
この時代が地(土)の時代であり、今が風の時代であると言われてますが
これを読んだ時、その意味がよりわかりました。
主人公夫婦を通して見る平成という時代。
懐かしさと共に、今との価値観の違いの面白さに気付かされる小説。
今度もまた10年後に読み返してみてみたいと思った小説でした
ここまで読んでくださりありがとうございます