いよいよ、本当に大詰めになってきた。
この所、休みの日は、手帳が白い。
予定がないのではなく、心も頭も体も、
どっぷり論文に漬かっている。

真剣に向かう程に、気になる事が一杯ある。

本当は会いたい人
本当は読みたい本
本当はチャレンジしてみたい事

私は、まだまだ、やってみたい事、
出来ないままいるんだと気がつく。

私が尊敬する人事の方に、昔聞いた事がある。
『本当に思っているのか。それが大切。
何故なら、本当に思っている事は、
教育などで、変えられるものではないから』

修士論文は、まだ道半ば。
でも、本当に知りたい事に向かう感覚は、
与えられてきたレポート課題とは、
全く違う。
答えがないし、分からないし、厳しい道ではあるけれど、
自分の一番の問題を、手に握りしめている、
実態というか、心臓を直に掴んでいる感覚がある。
(掴んだ事ありません。念のため)

指導してくださる教授は、
『修士論文はゴールではなく、スタートだ』
と言われた話と重なり、
この感覚を、常に追い求めたいと感じる。

論文に戻ります。