こう書き綴ってみると、いいところが全くない私の姿が浮かび上がってくる。
いいところは、遅刻と言う言葉は私の生活には存在しないことだ。
人の約束には、30分前に行って待っている。
自分が早く来たのが悪いのだが、相手が来ないのでイライラして待っている。
相手は、時間きっちりに来る。
相手に落ち度は全くないのに、イライラ待つのが私だ。
世の中は急いで良い事はあまりない。
よくつまずいて転ぶ。
梯子を踏み外して落ちる。
木から落ちる。
オートバイの転倒、火傷、動物に噛まれた傷。
風呂に入ると、それらの傷が浮かび上がってくる。
自分でも。よくここまで生きてきたものだと感心する。
その上、遅刻でもないのにスピード違反で捕まって、どれくらい罰金を払っただろうか。
ユニホームの警官を見ると吐き気がする位、私にはどうでもいい職業である。
罰金のせいもあり、それで保険金を多く払わされたからでもある。
散髪に行って待ってる人がいると、入らない。
レストランが混んでいると、入らない。
買い物に行ってレジに列ができていると、品物をカートに入れたまま帰って来る。
家内が炊き立ての飯の時に、しゃもじを水にさらすのが待てず、炊飯器に丼を入れて飯を盛る。
飯粒が丼にくっつくが、それぐらい気にならない。
味噌汁も鍋のまま吸う。
キャベツ、玉ねぎは、そのままかぶりつく。
家内に切らせたら、時間がかかりすぎるからだ。
23歳同士で結婚した私たちは恋愛結婚だが、私は彼女のスローモーションに苛立ち、彼女も私の短期に間違ったと思っただろう。
だが、彼女は別れたいとは言わない。
私が迷わずに実行するからだが、私はよく
「お前みたいな女見てるだけで疲れる」と言っていた。
彼女が茶碗1杯の飯を食べる間に、私はどんぶり5杯食べる。
空腹だから飲み込んでいた。
つづく

