牧草は、草食動物の餌だが、腹が減ったら人間も食べていいだろう。
ブルーグラスもフェスキューも、噛んでみても旨くはない。
噛んでいるうちに、緑の汁が口の中に広がっていき
食塩をふりかけて飲み込んだ。
こうして牧草を、人間がもっと美味しく食べられたら食糧事情が解決されるだろう。
それよりも、イナゴやバッタを天婦羅にした方がうまい。
エビの唐揚げみたいだ。
牧草を食べているので、人間の体にも効用があるはずだ。
だが娘の芝生にいるのは、数匹から数十匹で、空腹を満たすまではいかない。
娘の森の流れにはサンショウウオがいるので、その方が食用になる。
日本人は、イカやタコ、ナマコは食べるくせに、サンショウウオを食べる人は少ない。
小川の中に網を入れて、小魚をすくってみた。
思ったより沢山いた。
バケツ半分ぐらいになった。
アメリカの川だ。
馴染みの魚は少ない。
ナマズとブルーギルくらいだ。
ハニーヘッドと呼ばれる魚がいる。
頭に無数の角を持っていて、初めは病気の魚かと思った。
ところが、この見慣れぬ魚、天婦羅にすると川魚と思えないくらい旨い。
キスよりも旨い。
私は、この魚を釣ることを楽しみにしている。
天婦羅にすると、たいていの木の葉が食べられる。
勿論、毒のあるツツジやアセビ、夾竹桃は食べないが、ブドウ、モミジ、ユキノシタ、ドクダミでも食べられる。
料理して味が良くなるフキやゴボウ、タンポポは別として、季節が外れると野菜の味は終わる。
早春に食べられる物がいい。
雪の中から咲き始める、ふきのとうやナズナ、すみれが早春に食べられる。
ハコベもいいのだが、どうも埃の匂いがして、食べにくいし旨くない。
クローバーは、炒めると割と旨い。

