M.A. Q1

 趣味?あなた、頭がいかれてるんじゃないの?そんなこと聞かれるのって、かなり久々よ。(CHUCKLES)そうねえ、映画・音楽鑑賞、料理、それから読書。普通の美人だったら、そういった無難な答えを出すんでしょうね。ブスたちもきっと同じようなことを言うわ。奴等は図々しくも人並みに趣味って呼ばれるものを持っているのよ。でもね、彼女たちの趣味はそんな綺麗なものじゃないわ。「マンズリ」。それが奴等の趣味ね。趣味っていうより習慣かしら。(CHUCKLES)奴等って、いくら姿は醜くても、汚い言葉を遣うのを敬遠するのよね。「汚いブス穴に汚いブス指を入れたり出したりして気持ち良くなっているでごわすよ」とでもおっしゃったら、さぞかしお似合いでしょうに。言えやしないのよ。ブスが汚い言葉を遣ったら、汚い言葉はおぞましいほど汚い言葉になってしまうもの。人前で言ったら、集団ゲロが起こるわよ。(SNEERS)ブスがマ〇コ弄りながら、ジャニーズの若い子とか、ディカプリオやブラッド・レンフロなんかと空想の世界で交尾してるの想像してみてよ。勃起するどころか、そんなおぞましい光景を描いた自分を殺したくなるでしょ?気の毒な生き物だわ、ブスって。でも、それ以上にお気の毒だわ、奴等のオナペットさん。奴等がこよなく愛する茄子やズッキーニなんかも可哀想ね。(SNEERS)例えば、「趣味はマンズリよ」って私が言ったならどうかしら?「美人だけど面白いね」って言われるのがオチよ。でもね、私、マンズリなんてしないの。男が寄ってくるものね、私のような美人には。(GIGGLES)男たち、雲丹や中トロにも勝る大好物よ。正確に言うなら、チンチンが私のマ〇コの大好物。(GIGGLES)

 私の趣味、それは「男を喰うこと」よ。彼等のかわいいチンチンを私の毒づいたマ〇コがパクッと喰らうの。どう?一万の価値はあるでしょ。早くメモしなさいよ。私の趣味は「男を喰うこと」だって。

M.A.

 何でよ。マ〇コのどこがいけないのよ。それに、他に言いようがないでしょ?私の性器とか、私の女の部分って言えっていうの?(SIGHS)信じられないわ、マ〇コって聞いただけで気を悪くする人間がいたなんて。ヴァジャナとかカントだったら大丈夫なの?

M.A.

 (SIGHS)分かったわ。私がマ〇コに他の呼び名を与えてあげる。そうねえ、例えばパックリンコとかグチュグチュアワビ、男的肉棒収納恥穴なんてのはどうかしら?反論がないってことはそれでいいのね。次からそうさせて頂くわ。でも、その前に言い収め。マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ、マ〇コ。(GUFFAWS)

M.A.

 そう。じゃあ、おったまげることになるわね。心して掛かりなさいね。

 ねえ、あなた、何してる人なの?SHRINKの卵?新聞記者?それともただの話好きな暇人?パッと見は売れない役者って感じね。裕福な年上の恋人が二、三人いるんじゃないの?(CHUCKLES)

M.A.

 書き物?作家って言えばいいじゃない。白々しいわ。それで私にインタビューを試みたってわけなのね。いい度胸ね。協力してあげるわ。

 嘘でしょ?何なのよ、そのメモ帳の束。一、二、三、四、五、六冊?私の生後から一日ずつ綴っていくおつもり?どうしてテープレコーダーじゃないのよ。なんだか興醒めだわ。

M.A.

 そんなことないわよ。あなたの声、低くてハスキーでとってもセクシーよ。耳元で囁かれたら濡れてしまうわ。(CACKLES)で?声には自信ないけど、字は得意なわけね。使い掛けのやつあるでしょ?ちょっと見せて。私が公正な評価を下してあげるから。

M.A.

 (SIGHS)何かの暗号みたい。私に読めた代物ではないわね。芸術性の欠片も感じられないデッサンみたいね。興味深いわ。(CHUCKLES)これが芸術家の芸術的な文字なのね。気の毒だわ。

M.A.

 いいわ。何でも答えてあげる。但し、一つだけ条件があるわ。あなたのクエスチョンマーク一つにつき、一万ってのはどうかしら?利益を求めて当然よね。私は情報提供者。あなたは私から貴重な情報を得るんだもの。「GIVE AND TAKE」、「EYE FOR AN EYE」、私の座右の銘なのよ。安いもんでしょ、先生。(DERIDES)お支払方法だけど、チェックで構わないわ。どうせどっかの馬鹿げた成金みたいに、大金持ち歩いたりしていないでしょ。それから、私もきっとあなたに質問するわ。それは勿論フリーよ。文句はないわね。

M.A.

 そう。それでは何なりとどうぞ。どんな質問にだって答えてあげるわ。

(SILENCE)

 ちょっと、その灰皿をこちらに頂けないかしら。

(LIGHTS HER 1ST CIGARETTE)

(EXHALES)あなたの経歴、少しだけ聞かせてもらえないかしら。

M.A.

 

 

  (INHALES)煙草臭いわ。いいわ、もっと煙たくしましょ。鳴らしてやりましょ、火災警報器。セックス真っ只中の奴等が慌てて飛び出してくるわよ。(CHUCKLES)なんか臭そうね。

 (EXHALES)それにしても、外観とはかなり異なった内装ね。外壁は染みや苔塗れなのにね。ドアを開けたら別世界だなんて洒落てるわ。

 ねえ、どうしたい?早速したいの?それとも、シャワー浴びてからにする?私なら準備オッケーだし、多少汚いのも大丈夫よ。どうするの?好きなように料理されてあげるわよ。

M.A.

 (CHUCKLES)冗談に決まってるでしょ。何を真に受けているのよ。あら、駄目よ、そんな怖い顔したら。そこそこハンサムなお顔が台無しよ。

M.A.

 分かったわよ。座ればいいんでしょ。(SIGHS)どうでもいいけど、さっさと済ませてよね。私、今夜は「ANALYZE THIS」を見にいく予定なのよ。いいわね?

 ねえ、ちょっと聞いてもいいかしら?あなた、どうやって私の番号を手に入れたの?

M.A.

 知り合いの知り合いの知り合い?(SNEERS)そんな幼稚な嘘を吐くくらいなら、潔く「答えられない」って言った方がマシよ。まあ、いいわ。問い詰めるつもりなんてないわよ。

 私と話がしたいだなんて言ってたわよね。本当に話だけでいいの?あなた、私が誰だかご存知なんでしょ?