一粒の小豆
物作りをする人間の気持ちって分かるかなあ
知る人にだけ理解できる
ココ、1センチ
…いや5ミリ…いやいや1ミリ…キモチ
全体的に現物は90%スケールで
まてよ85%が理想かも…
革の厚みは1、12、…17
違った…20がベスト
もうキリがないように思えるけど
必ずオールベストってのが見つかる
ソレを探すのが僕らの仕事だ
そうして毎日を過ごし
腕に磨きをかけて行くわけだ
どんな職業だってその道には蛇がいる
最終仕上げで
毒小豆を一粒
飲むか吐くか…決めなくてはならない
僕らの作業はそこで一旦完結してしまい
仕事として認められるには
結果をもって判断せざるを得ない
まぁ、そんなわけで見てとれるように
ディアスキンザックがどれほど素敵で
愛おしくまた健全であるかを
ファンのみなさんへ
お伝えいたしました。
レッドムーン後藤より皆々様へ