映画批評 | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

映画批評

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サボってたから何位か忘れちやったぁ(笑)まぁいい‥。さて夭折の天才監督、川島雄三が描く最高傑作日活映画「幕末太陽伝」!これは面白い!落語の粋で上品な皮肉を芸達者が見事なセンスとテンポで不思議な世界へ誘ってくれる本物のコメディーである。時は幕末、品川遊郭の一軒「相模屋」を舞台に人間達が織り成す滑稽な欲のなすり合い‥まぁ今でいう、クラブ、スナックの類いで泊まりの設備が無いだけ‥まぁ普通勝手に個人で設備作っちゃってるお姉ちゃんもいなくはないかも(笑)まぁいい自由短期有償恋愛だろうから(笑)話しがズレた‥。左幸子、南田洋子の女狐ぶりが軽妙で女を知る手懸かりになる(笑)若い裕次郎さんや小林旭さんなどフランキー堺はもとより必見のスクリーンである。この映画で垣間見るシニカルな笑いにオレは昭和の三十年代の匂いを感じる‥それもそのはずこの映画、1957年、昭和32年、時にオレ4歳の作品である。映画とは実に面白い、時代の空気までFILMに焼き付けているもんだ。さぁみんなで「極上の笑い」に舌鼓を
!(笑)