メゾンという暖簾 | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

メゾンという暖簾

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ぼくの友人に「暖簾」を守っている男が数人いる。一人は10代目当主、もう一人は5代目、中には16代目という人もいる。それぞれが独特の「しきたり」の中で存在する厳粛さと格式を柱とした理念構造の継承者だ。
伝統という重圧はそのまま当主の器量にのしかかる…皆真剣勝負だ。ただの「ぼんぼん」では暖簾を継ぐなど到底は無理な話だろうが彼等には「宿命」である限り決して逃げられるものでなく「生きる事の統べて」であるのだ。
ぼくなどは凡人として生まれたので「自由」の身としていくぶん勝手に生きてこられた…幸か不幸かそれでいいと思っていた。
「暖簾」と「ブランド」この似て非なる「世界観」!実におもしろい。