ぼくは大阪で「グランドセイコーを腕にまく乞食」に千円恵んだ。 | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

ぼくは大阪で「グランドセイコーを腕にまく乞食」に千円恵んだ。



ファッションの世界でヒットといえばそれは決って二通りだ。
まず「弱者救済」と「強者融合」である。VAN JALという会社は米国のエスタブリッシュメント的ファッションを日本人体系(胴長短足)に合わせて作った(文化への憧れも上手に利用して)。
コムデギャルソンは8割の一般的、あるいはそれ以下の個性的な女性をターゲットに黒色を基本カラーにユニホームマジック(喪服の女性は魅力的…)で彼女等を救ったのである。
「8割の一般人」は巨大なマーケットと言える訳だ。本来上の一割はTシャツとジーンズだけで十分カッコイイのだけどこの方達はより上を目指すので「高級ブランド」が必要になる仕組みという事だ。
じゃあ「真ん中」はあるのか?残念ながら現在この国には一人もいなくなっている。何故かといえばOLがエルメスを持ち、学生がロレックスをはめているではないか!そしてユニクロは大人気だ。