長生きは幸福な事だろうか? | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

長生きは幸福な事だろうか?



先日母親の代理で彼女の長兄つまりぼくの叔父の七回忌法要に出席してきた。親戚一同が集合してぼくは一番の若手(53歳)である、それに老人達をこんなに大勢いっぺんに見たのは初めての経験であった。 彼等の話題は病気を飛び越して介護の話でもちきりだ。いかに行政を相手に手厚くしてもらうか・・・その方便と実状―――、上は92歳で下は70歳までが元気良く熱弁を奮っている・・・!誰々は毎日「お迎えを待っている」...「いや誰々はアルツハイマーで自宅介護はもう限界」等々・・・老いからは逃げられないという想いが現実として切実に語られ又他人事ではなくなってくるぼく自身の現実―――。老いとはなんと苛酷なものなのか、そして人間とは本当に良くできたシステムで人生を送る生き物だろう!