革職人達・・・? | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

革職人達・・・?



今日、メンズブランドのムック「THE LEATHER WORK」が発売された。ウィズマンの岡藤君渾身の「革小物の世界本」というヤツだが 現在のレッドムーンは「革小物」ではない。がしかし、RMから出発しないとこの本自体は成立しない訳だ。RM出身者(アカデミー卒業者)の羅列みたいで笑ったが、結構真剣に努力してると思った...でも楽しそうで幸せそうな顔してないのは気がかりだ―――、WORKSの連中はみんな楽しそうなのにね。「生き方」なんてどうでもいい訳で、現在を見れば今までもこれからもわかってしまうもんでしょ、人生勉強なんてばかな事してないで他人の為に頑張れば楽しい顔になれるのに残念だよな、誰の為にもならない事なんて一度きりの人生でヤル意味ないじゃない。大きなお世話だけど小さな親切でもある。革(皮)はね、奥が深いんだ、間口はとても狭いのに...素晴しい素材だけど難しい...「サイフ屋」やって革職人は詭弁だよ!WORKSの連中は三年も修行すればバッグやウエアまで作れる、一人ぼっちじゃ限界も起こせないし、環境だって無きに等しい中で「ブランド名乗ってコレ作りましたって」...それじゃ「金下さい!」って言っているようなものだぜ、まぁ店も店だけど趣味みたいなモノを金にしちゃうんだからたいした面の皮だと思うよ。 中にはウチで持っている商標を未だに気が付かないでブランド名みたいにしているけど、のん気も程々にした方が泣かずに済むのにね。 ともあれ20ページでRMを識るのは到底無理な話で、この本全部でも足りないし、たとえ一冊まるごと発売されたとしても、その時点でもうRMは進化しているから媒体では追いつけないんだよ―――潰れりゃ物語は出来るけどね。現在でもぼくが本当に感謝しているのはタンナーさんとお客さん達だ、入り口と出口がとても大切だということを忘れちゃだめだね。そのわりにRMを大切にしてくれない奴等ばかり(笑)...まぁ体張って仕事してないしオトシマエつけられない連中だから放っておくけど残念だよ。10年たってキチンと「おとしまえ」をつけに来てくれたのは「黒羽の吉田」だけだもの、アイツは「男」だよ。革職人の将来が暗い事は確かだと、他見て思うからもっと新人達に頑張ってもらわないといけない、その為にはRMは全面協力する覚悟だから正面から胸張って来てくれ! それと今回悪役を買って出たRMと後藤だけど本心は 「頑張れよ!」「いつか笑顔で会おう!」「日本の革文化万歳!」...だからね。