権力闘争(党争)

今朝のスポーツ紙に暴力団の抗争記事が載っていた。恐ろしい事に銃器発砲による殺人事件に発展したのだった。 折しも政局は自民、民主の参院選を控えた前哨戦(愛知知事選)後の一騎打ちの最中で社会裏表共に最大勢力同士の権力闘争が同時進行で繰り広げられる様相を呈し帝都(東京)は戦場と化している。当事者達はさしずめ当面の間「戒厳令の夜」を余儀なくされ、その精神的重圧はそうとうなモノであるに違いない。 事の大小は別として我々は我々の世界で似て非なる思いを体験し、一喜一憂するのである。社会は常に男達の凌ぎの現場なのだ。権力を持つ事は豊かさの所有と同時にもっと男の本質に近い「生き物」としての生存本能に帰属しているように思えるのはぼくだけではないはずで、そう思える男達だけが戦う資格を有するのだと断言する。