貧乏人と金持ち | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

貧乏人と金持ち



誤解を恐れずに言うならぼくは怠け者の貧乏人が一番カッコ悪いと思う。そして二番目にカッコ悪いのが金持ちだが英国貴族みたいな真の金持ち(貴族には貨幣という概念は無い)の事ではない。テレビで趣味の悪い豪邸や家具、さらには乗れもしないスポーツカーや「家族」まで見せる奴の事だ。 寺山修司は思い出せる奴よりも忘れられない奴になりたい・・・と言ったが同感である。ぼくは「貧乏人の怠け者」は経験あるのだが金持ちの経験は幸いにない―――、金は稼げるが持った憶えも無いし持ちたくも無い、しかし遣いたいのだ。だから稼ぐ事に恐れも疑問もないでいる。 社会へ放り投げながら回収し、また蹴って手放しながら人生に質問を繰り返す―――、いったいオレは何の為に生まれてきたのか?答えは無いと解っていながらもとにかく偉大な質問を持ち続けている。 自分という宇宙の中で。