こんにちは。鈴木ジムの鈴木真人です。


自己紹介を兼ねた過去の振り返りシリーズ。私がどの様な経緯で現在に至ったかを書いています。


前回はパワーリフティングをやっていこうと決意した頃のことを書きました。


そして間もなく、トレーニング人生とトレーナーとしての転機を迎えることになります。


今回はその転機について書きたいと思います。




転機


これからパワーリフティングをやろうと決めて間もなく、試合のルールやフォーム、練習方法など、インターネットで手当たり次第調べました。


それと、以前から聞いていたパワーリフティングでとんでもなく凄いらしい人、三土手大介さんについてもインターネットで調べました。


どうやら三土手さんはノーリミッツというジムを経営していて、そこで指導しているらしいということで、ノーリミッツのホームページを見付けました。


そして、ホームページを隅々まで見ていた時のことです。あるページに衝撃の内容が書いてあったのです。




4スタンス理論


そこに書いてあった内容とは、「4スタンス理論」というものでした。


「4スタンス理論」とは、廣戸聡一さんという方が提唱する身体理論の一部なのですが、私が当時ノーリミッツのホームページを見た時のままに記憶している限りの解説をさせて頂きますと…


人の重心位置には4つのタイプがある。


その4つのタイプとは、つま先内側、つま先外側、かかと内側、かかと外側の4つである。


この重心タイプは生まれつき決まっている。


4スタンス理論では、


つま先タイプをAタイプ、かかとタイプをBタイプとし、内側タイプを1タイプ、外側タイプを2タイプとしている為、


つま先内側をA1、つま先外側をA2、かかと内側をB1、かかと外側をB2と分類している。


この重心タイプの違いにより、関節の安定部位、可動部位や、動かす順序、動く方向など、様々な身体特性の違いがある。


つまりは、人の日常動作、スポーツ動作、トレーニングフォームなど、“正しい身体の使い方は4つある!”とのことでした。




この「4スタンス理論」を解説しているページを見た瞬間、「なるほど!!!そうだったのか!!!」と衝撃が走りました。


というのも、ウエイトトレーニングに励んだりトレーナーとして色んな人のフォームを見ていく中で疑問があったんです。


例えば、スクワットのフォームで膝が前に出ずに上半身の前傾が深くなっていくタイプと、膝が前に流れ上半身は比較的真っ直ぐ立ったままのフォームがあったりします。


その様な身体の使い方、自然なフォームって人によって特徴があるなというのは感じていました。ただその様な違いは筋力バランスによる違いや柔軟性による違いだろうと当時は考えていました。


自分のスクワットの場合は、膝が前に出ずに上半身の前傾が深くなるタイプなんですが、脚の筋力を活かす為に膝を前に流し上半身は真っ直ぐに保つフォームを目指したりもしました。


しかしどんなに頑張っても何となく真似事は出来ても違和感がありしっくりくることは決して無かったんです。


その様な経験があったので、「4スタンス理論」を知った時は「なるほど!!!」と同時に「だからか!!!」という感じに辻褄が合い納得いったんです。


その日から当時ノーリミッツから販売されていたビデオマガジンというDVDで4スタンス理論やパワーリフティングの勉強しつつトレーニングに励んでいきます。


今までのトレーニングで意識していたことはだいぶ間違っていたことに気付き、自分には本来どの様な身体特性があるのかを知りつつフォームや意識を見直しました。




今までの意識は、


・重いバーベルを持ち上げるには大きな筋肉を意識して鍛える


・筋肉痛が起き、筋肉が大きくなれば上げられる重量が伸びる


・効率良く重量を上げる為に関節の角度を意識する


・自分が苦手な動きは筋力バランスや柔軟性の問題である


こんな感じでしたかね。




4スタンス理論やパワーリフティングの勉強をしてからの意識は、


・1つの筋肉ではなく全身の筋肉を総動員する


・トレーニングで筋肉に効かすという意識は必要無く、自分にとって自然で効率の良い動作を心がける


・筋肉ではなく、骨格に重さを乗せる


・人それぞれ異なる身体特性があるので、自分にとっての正しいフォームに磨きをかける


その様な意識に変わっていきました。


※前者の方の意識が間違っているというわけではありません。後者の方の意識がより優先であり重要という感じです。




それからは、“身体を動かす感覚が心地よくなった”というのが最大の変化でした。実際に上げられる重量も飛躍的に伸びました。


ちなみにこれらのような意識はパワーリフティングに特化したものではなく、身体にとって機能的なものですので、健康の為やスポーツの為にトレーニングする人や基礎筋量を向上させたい人にも必要な意識です。


パワーリフティングの練習に励むのと同時に、4スタンス理論のトレーナーになりたいな。資格制度とか無いのかな?と思い、4スタンス理論を提唱するレッシュプロジェクトに問い合わせをしました。


問い合わせたところ、ちょうど間もなく一般向けに資格制度を準備しているとのことでした!


なんと運命的な(笑)


それから1年がかりで一般的に受講できる最上位のレッシュマスター級の資格を取得します。当時はA級という名称でしたね。


私を含む確か8名くらいが一般でマスター級トレーナーになった第1号でした。


もちろん歴が長いから凄いということではないので、普段から指導の現場に立ち経験を積んでいくこと、知識、洞察力、指導力など常にスキルを磨いていく必要があると思っています。




ともかく、その様な転機があったという話でした。2009年、25歳の時のことですね。


それから2年程が経過しパワーリフティングでの更なる飛躍と試合出場を目指し、ノーリミッツに入会する為に東京に引っ越すのでした。


続きはまた次回に書きます。今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!




詳しく知りたい方の為にリンクを貼っておきます。




「4スタンス理論」を含む身体理論「REASH理論」を提唱する「レッシュ・プロジェクト」のホームページ↓

http://www.reash-project.net/index.html 




「4スタンス理論」をより詳しく解説している「4スタンス倶楽部」のホームページ↓

http://www.4stance.com/ 




リニューアルされているので私が当時見たままではないですが、「ノーリミッツ」のホームページも貼っておきます↓

http://www.nolimits-gym.com/index.html 




初めて知った時の衝撃は今でも覚えていますし、人生においても大きな転機だったかもしれないですね。




鈴木 真人(すずきまさと)


トレーニング&コンディショニング 鈴木ジム

運営、パーソナルトレーナー


鈴木ジムwebサイト

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パーソナルトレーニング受付

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