昨年夏の衆院選以来、国家安全保障会議日本版NSC)、特定秘密保護法をごり押しで成立させ、集団的自衛権容認への憲法解釈の変更アメリカの戦争への参戦、さらには憲法改正へとひた走る安倍政権!


 秘密保護法なんて、近年ないほどめちゃくちゃ強引なやり方で成立させたわけだけど、こんなことがやれるのも、3年間は選挙がないという前提があってのことだ。

多少の批判があっても、今のうちに思い切ってやっておいて、ある程度既成事実化しておけば後はどうにでもなる、と考えても不思議ではないだろう。


 ところが、突然の猪瀬知事の辞任によって、思いもよらない東京都知事選が行われることになった。

都知事選は、他の首長選挙のような単なる自治体選挙ではなく、国政とも密接に絡む選挙であり、安倍さんも多少は動揺したはずだ。


 とはいえ、実際に、誰が候補者となるのか?


 俺は、前回の都知事選、宇都宮けんじさんを応援する弁護士チームの1人として、様々な集会に顔を出し、毎日ポスティングをしたりして、それなりにやったんだけど、その過程で、申し訳ないけど、弁護士・宇都宮は素晴らしいが、政治家・宇都宮には限界があることを痛感したこともあり、「出てこんで欲しいなあ」と周りにも話しとった。

 しかし、彼は早々に手を挙げた手

 そして、舛添要一ダッシュ!


 舛添vs宇都宮であれば、勝負の結果は見えているわけで、安倍にとっては何の心配もないだろう。

 大して注目されることもなく、都民も大して関心を持たないまま、石原、猪瀬に続いて、どうしようもない知事が淡々と誕生しとったはずだ。


 ところが、そんなある日、我が師・田中秀征さんから電話があり、「小泉さんと連携して細川さんが出ることになったんだけど、君は応援するかい?」と聞かれた。

そりゃあ、即座に「もちろんです!!」と答えるさ。

何しろ、ここまで絶望的な展開が確定的な日本の社会の流れが、一気にひっくり返るかもしれんのだでさNG

 

 まさに青天の霹靂、安倍政権にとっては大ピンチ、脱原発派をはじめとする反安倍の人々にとっては、千載一遇のチャンスが訪れたというわけだ。

 こりゃあもう、久しぶりに政治に大興奮だぜSKULL


 さて、このチャンスを俺たちはきっちりモノにすることができるのか


もちろん、簡単じゃないだろうけど、少なくともめちゃくちゃ楽しむ価値のある選挙がこれから始まるGO