「第1部 泥棒かささぎ編」 「第2部 予言する鳥編」 「第3部 鳥刺し男編」と

3冊もある村上春樹の長編小説『ねじまき鳥クロニクル


Days of Rock'n'Lawyer

 法律事務所の事務員を辞めて、次にやりたいことを見つけるまでのんびり主夫生活を送る30歳の男が主人公で、円満だったはずの妻が突如家出をし、その帰りをずーっと待ち続ける物語、っていうと「何だそりゃ」って感じだけど、当然そこは村上ワールド全開で、様々な登場人物やストーリーが錯綜して、最後までまったく間延びすることなく、めちゃくちゃ楽しめた100てん


 テーマは夫婦でもあり、暴力や戦争でもあり、でもやっぱり愛なのかな。


 それにしても、こういう没頭できる小説を読んどるときってホントにハッピーだぜきらきら


 俺は平日の朝の電車とかでは、法律や仕事に関係ある本しか読まないって決めとって、小説は、休日や帰りと家のみっていうルールにしとるんで、もうその時間が楽しみでさSKULL