今週は、子どもの人権110番の当番が2日ある
弁護士会館7階のブースに午後1時半から4時半までこもって、電話相談に答えるんだぜ。
はっきり言って、これはなかなか楽しい、というか、俺に向いとるように思う。
どっちかっていうと、やっぱり親からの相談で、子どもの退学やいじめなんかの話題が多いんだけど、そんな場合は、まず冷静に、改めて状況を把握・分析し、客観的に判断できるようヒントを提供しながら話をしていけば、自ずと方向は見えてくるってことが多い。
ほとんどの場合、パニックを解消する手伝いさえできれば十分だ。
受話器を取って、「はい、子ども110番です。」って言った瞬間、相手が子どもだと、グッとテンションが上がる
子どもと話すこと自体が好きだってこともあるし、緊急性を要することも少なくないからだ。
俺のライフワークは環境問題、弁護士業務としては中小企業法務、そして一番根絶したいのは虐待の問題だ。
子どもからの相談で、虐待の話題ってことになると、すぐに動く必要もあるし、それ以前に、慎重に話を聞いていかんと、何の手がかりもないまま、いきなり電話を切られてそれっきりになることもある
SOSを発してくれる子どもはめちゃくちゃ少ないはずだし、だからこそその声は、絶対に拾い上げて、救い出してやりたい。
まだ、俺はそういう電話を受けてはいないけど、それは「幸いなことに」とは言えない。
だって、現実にそういう問題が、今も、あっちにもこっちにもあることは確かなんで、俺がその電話を受けたいんだぜ。
ま、電話待ってるよー、ってわけにはいかんのだけどさ