運動はいつだって政治に翻弄されるダッシュ!


 八ッ場ダムについても、民主党政権が発足したとき、前原国交省は即座に中止を宣言した。


 ストップさせる会の人たちは歓喜し、弁護団会議でも、控訴理由書の作成は必要だけど、実際どのタイミングで訴訟を取り下げようかという議論の方が盛り上がった。

 ところがその後、前原はふにゃふにゃになり、続く馬渕大臣も頼りにはならず、さらに大畠大臣で泥沼にガーン


 地球温暖化防止のために制度を作ろうと、環境NGOが結集して大々的にキャンペーンを展開した“MAKE the RULE”も、鳩山首相がCO2の25%削減を明言したときは、「これはいける!!」ってことで、気候保護法成立のためのロビー活動にエネルギーを集中させた。


 しかし、大不況の影響や経団連なんかの大反対もあって、法律どころか、温暖化とかCO2っていう言葉さえどっかへ行っちまった。


 今から思えば、前原や鳩山なんかを信用した方がバカだった。


 ・・・とはいえ、やっぱりそのときの心情としちゃあ、仕方ない。


 でも、期待が大きいと、その反動も大きいんだよなガクリ


 だから、俺たちが学ぶべきことは、政治がどんなに動こうが、政治家が何を言おうが、そんなことに一喜一憂せず、本当に目的を達成するまでは、自分の目の前の事を淡々と進めていくことが一番大切なんだってことだ。


 それは、市民運動だったり、裁判だったり、そして政治活動だったり。


 明後日、9月7日のクライメットJ ・トークライブは、長期間にわたって環境訴訟に取り組んできた、東京を代表する4つの裁判の原告の人たちに集まってもらう。


 4人中、2人はまだ会ったこともない人だけど、少なくとも、政治に弄られながらも、変わらず信念を貫き、裁判を通じた社会変革に取り組み続けているバリバリの地球市民たちだ地球

それぞれスタイルは違うだろうけど、どんな思いで裁判に向き合い続けているのか、弁護士たちにどんなことを期待しているのか、そして、今後の展望についてどう考えているのか、ビールを飲みながらバッチリ本音を語ってもらおうと思っとる。

 

 闘いの現場からの声を聴きに、Naked Loftへ集結 して欲しいGO