関東や東北では計画停電が続き、このことからも、日本には原発がないとダメなんだと勘違いしとる人も意外に少なくないようだ。
この点については、クライメットJでもきっちり検討していくつもりだけど、とりあえず、前にここでも信頼できる人として挙げた飯田哲也さんの環境エネルギー政策研究所が具体的な提言をしとるんで、興味ある人は、読んでみてもらいたい。
http://www.isep.or.jp/news/c_note.cgi
プレスリリースっていうのを見ると、分かりやすく解説しとるけど、要旨としては以下の通り。
「無計画停電」から「戦略的エネルギーシフト」への提言
関東圏の供給力や過去の需要量を含めた検証を行い、公共政策として行うべき、短期・中長期的な施策の提言
【短期的な電力需給】
今春から夏の需要ピーク時(1日最大電力予想=発電端で5,755 万kW)にかけて、とくに需要側への適切な措置~特に大口需要家との需給調整契約の戦略的活用~を行えば、短期的にも無計画な「計画停電」を実施しなくても、十分に対応可能であることが明らかになった。
【中長期的なエネルギーシフト】
地域分散型の自然エネルギーを中心とするエネルギー政策に転換すれば、短期的には震災復興経済の柱となるだけでなく、中長期的には自然エネルギーを2020年に電力の20%・2050年には100%を目指し、電力安定供給・エネルギー自給・温暖化対策の柱とする大胆かつ戦略的なエネルギーシフトができる。
それから、これは名古屋大学の高野雅夫准教授のサイト
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/4fdfb6bead84198c5ecbd05030cc142d
しかし、ここのコメントを見ると、こんなことを書いただけでこんだけ荒れるんだで、ネットつうのは便利だけど、やっぱ結構めんどくさいもんなんだな