医療従事者にも色々な職種があるように、
人間にも色々な人間はいます。
そりが合わない仲間はいくらでもいますので、
社会に出る以上は仕方が無い事だとは思っています。
医療の世界にて「医師」は絶対的な存在であり、
我々パラメディカル(看護師・検査技師等)は、
全て法令にて「医師の具体的な指示…」と書かれています。
採血等の医療行為についてのことです。
σ(゚∀゚ )オレが就職した当時ですが、
4年制大学卒業の臨床検査技師は少なく、
ほとんどが3年制医療短大、もしくは専門学校卒。
おまけにσ(゚∀゚ )オレの場合には院卒のために、
さらに就職して給料をもらう際には、
高い基本給から始まります。
そのため医師も含めて他の職種からも、
非常に冷めて目で見られました。
因みにですが、基本給は病院側が設定し、
採用したのも病院側になります。
俺の場合には2年間のブランクがありましたので、
慣れるまでにはちょっと長い時間が掛かりました。
4年制大卒も同じです。
3年制医療短大は即戦力の養成でしたので…。
おまけに初任給も安いですし…。
この差は、この違いは大きかったです。
面と向かって同僚からも暴言を吐かれ、
酒の席では「給料泥棒!」と叫ばれて、
注がれたビールを頭から掛けられることもありました。
酷い酒の飲まされ方もしました。
良いことをしても、失敗をしても、何かにつけて、
大卒技師は…と言われる始末でした。
当時は医師も含めて嫌がらせ行為のオンパレード。
あと10年我慢すれば
大卒技師がさらに増えてくる。
それまでの辛抱、
きっと変わるし変わらなければならない
そう信じて勤務していました。
一番腹が立ったのが細菌検査。
法定伝染病(現在の感染症法)の病原菌の検出の際に、
主治医ではない、全く関係の無い医師が、
細菌検査室まで来て、怒鳴りまくったことです。
細菌検査は確定検査です。
心電図検査とは違って、医師が判断する検査ではありません。
責任を持って出した検査結果です。
サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ菌等を数多く出て来ました。
病原性大腸菌群もそう。
県の衛生研究所に菌種を提出して、
σ(゚∀゚ )オレが出した検査結果と、
衛生研究所が出して検査結果が、
型別や毒素も含めて同じ結果。
それでも「調子の乗るなよ、バカやろ!」と言われる始末。
主治医からは早急に対処することが出来るので、
助かった、良かったと言っていただいたのが救いでした。
嫌がらせをする奴は、
首都圏の有名大学医学部を卒業した医師でした。
地方の医学部を卒業した医師にも差別していました。
大学名は出しませんけど、
当時のσ(゚∀゚ )オレが思ったことは、
「こういうバカを輩出する大学はクズ」
そう思っていました。
今ではいうところのパワハラ・アカハラに相当しますね。
その後σ(゚∀゚ )オレは本部の命令にて転勤。
最初に就職した総合病院、1年後に医療事故。
新聞2面📰ぶち抜きでした(笑)。
σ(゚∀゚ )オレの嫌な過去を書きましたが、
当時の医師は「神様・仏様」扱いでした。
今でも「医者信心」という可哀想な方がいます。
最後は裏切られるのにね…。
昔ほどではありませんが、
今でも「医師」に対する待遇は甘い部分はあると思います。
特に研修医なんかは酷い奴いますね。
先日細菌検査の件にて、
某診療科を巻き込む大喧嘩をしたばかりです(笑)。
しっかりと丁寧にお話しをさせていただきましたが、
臨床現場では思い通りに行かない模様にて、
暴言罵倒の連発でした。
σ(゚∀゚ )オレ、当然一歩も引くことはありませんでした。
腹が立つのを通り超えて、呆れて笑っていましたが…。
最終的にはその研修医は病院長に直談判の始末。
非常識にも程がありますよね。
病院長から返り討ちになったそうで、
最終的には病院長自ら謝罪でした。
こちらもいつも同じようにやっただけのことであり、
しっかりとコミュニケーションも取っていましたから。
取りあえずは「侮辱行為」ということで、
上長を通さずに、職権にて病院長に顛末書と伺い書を。
しっかりと受理されました。
その研修医ですが、他の部署でもトラブルをしていることもあり、
「次回やったら原則として9B」
ということになりました。
人間関係を構築できない人が医師になってはいけない。
ただ威張り散らかしたいだけのために、
医師になってはいけないことです。
後始末は残った人間ですることになります。
大変迷惑ですので、お辞めいただきたいと思います。
医師免許剥奪についてですが、
原則として「医師」という職責にて犯した行為によって、
例えば麻薬類の横流しとか、セクハラ行為等、
行政解釈があると思います。
刑事事件にても適応してくれればありがたいのですが、
まだまだそこまで踏み込むことには、
時間が掛かると思います。
現時点で出来ることは、
各職場にて「就業規則」及び「労働協約」にて、
処罰規定を明示することです。
飲酒運転での人身・物損事故=懲戒解雇
こんな感じになっています。
社会的制裁を加えることにて、
徐々に外堀から埋めていくことです。
病院及びその組織全体の信用を
失墜させた場合は、
原則懲戒解雇とする。
こういう一文を作っておけば良いのです。
公務員については公務員の法令や規程がありますので、
何とも言えませんが…。
免許を持っていても、事実上働くことは出来ない、
何回も繰り返しやっている場合には
加重懲戒にて免許剥奪も視野に入っていることでしょう。
それでも理不尽な面が多いのが現状ですが、
昔に比べれば、進歩したと思っています。
ただ注意しなければならないことは、
全ての人間では無いことと、
医師の職責を理解することが前提になりますので、
感情のみで判断するのはちょっと危険だと思っています。
患者に直接・間接的に不利益が被らないように、
その点を考慮すべきだと思っています。