先日、福井県に本社があるジェネリック医薬品会社で、
製造工程においての不祥事が発生し、
健康被害等の事故を出してしまった事件がありました。
今回はその事案にまでいかないにしても、
「重大インシデント」
健康被害等は発生していない、報告例は無い模様です。
私も患者としての立場として、
ジェネリック医薬品を利用している一人です。
社内調査にて基準に満たしていない商品が発覚し、
自主回収に踏み切ったとのことです。
「当然のことだ」と言えばそれまでですが、
企業としての責任を踏まえてやられたことだと思います。
ただ品目が多すぎるのでは?
75品目はちょっと多すぎるのでは?
ジェネリック医薬品の登場で、
薬価代の出費が大幅に削減されて、
非常に財布に優しいので助かっています。
しかし市場に出回っているということは、
「この医薬品は安全」という不文律があってこそ。
その暗黙の了解があって利用できるわけです。
企業とは利益をあげるものですが、
同時に社会的使命というものを心得る必要があると思います。
それを無視することは現代社会においても
絶対に許されることではないと思います。
「国民の健康を守る」
もう一度原点に戻って考えて行動することに期待したいです。