私が大学生時代のことですが、
この時期はもう冬休みに入っていました。
彼女がいない、寂しい男子学生は
仲の良い友達と数名で(私も含めて)、
大学の近くで下宿している友達の家に押しかけて、
ビールや酎ハイ、フライドチキンやフライドポテト、
すき焼きの鍋と具材等を各自で、自腹で持ち込んで、
勝手に朝までファミコンをしながら、飲みまくっていました。
話題は学校の出来事から女子学生等(内容は話せません)。
下宿はマンションみたいなもので、
ほとんどの階で、宴会騒ぎでした。
安いシャンパンを数本空けて、隣の畑に打ち込んでいました。
すき焼きの具材となるものは、極力値段を下げて、
「食ってしまえば分からへん!」ということで、
牛肉もバラの切り落としで「お買い得品」(消費期限本日というもの)、
野菜も焼き豆腐も鮮度ギリギリの特売品。
ネギも痛みかけたものを大量に買って…。
普通に買ったものは「すき焼きのたれ」と「卵」だけでした。
医科大学ということもあり、普通の大学では無かったので、
勉強と学内実習や臨床実習、
レポートの嵐等で心身ともにフラフラでした。
彼女がいる奴は、二人で、どこかでよろしくやっていましたけど、
我々は「この時とばかりに」
日頃のことを忘れて、宴会みたいなことをしていました。
もう30年も前のことになりますね…。
お互いバラバラになってしまいましたけど…。
今となっては良い思い出だったと思います。
「プレゼント」は自分達であり、
自分たちの頑張りに対してですね。