近付いて来ている。

血を入れ替えるようなプロセスが。

あと1つ拡がりのあるコンテンツサイトを創出して、集中したい。

いや、そうしなければならない。


得たものを活かす為に。

これからも無駄にしない為に。


その為の長い長い留保である。

シンガポールの企業さんから取引のお誘い。

代替という事なので、もしかすると現地エージェントなのかも知れない。

展開している業務はあるカテゴリーにおいては卒が無い。

かなり良いモノを作っている。

現地では高価格帯であろう。

ウェブサイトには日本企業の名前が一部パートナーとして載っているが、聞いた事の無い名前だ。

サイト自体は結構なお金が掛かっているようで、また更新もそれなりに頻繁に行っているようだが、信頼する事は出来兼ねる。

ただ、情報を得る何かしらの糸口はあるはずだ。

いざとなったら、現地在住の日本人なりシンガポール人なりに、メールを送れば良い。

その為のwebである。

窓口は窓口として、役に立っている。

中までは見せないが、このままでも良いのかも知れない。


騙されたと思って、やってみる気は多少はある。

しかし、売り込んでくるのは、常に外国企業の方がちゃんとしている。

得体の知れない何かに導かれている。

手にすればする程、ある1つの結論に近づいて行く。

乾いた砂に水が染み込むが如く、記憶の溝にコンクリートを流し込む。

毎日毎日何千人もの人間を見ていると、いつしか人が機械の様に思えてくる。

ひどく複雑な様で、いとも簡単な仕掛けで動かされているような。


何かもっと大切な何かが見えなくなっていく。

自分自身を乗りこなせ。

外的要因を幾つも押し付けて、寸分違わず矯正する。

端から見れば雁字搦めでも、当の本人は引き出せてると思っているものだ。

焦点は狂わせない。


嘘は書かないが、即ちそれが真実である訳では無い。

人間が創るモノはいつも人間らしい。


人には、見えないものを見る責任があると思う。




大手通販への供給という野望が潰えて久しい。

馬鹿げていたが、やってみないと解らないので、それはそれで次のカタチを探してみる。

向かうからやって来るのは「ほんとに大丈夫か!?」と心配になるような所ばかりだから、こちらからアプローチしてみる事が肝要だ。

この場合、web外で探さなくてはならないのだけど、カタログショッピング的な乗りであるのが望ましい。

絶対に「えっ!!こんな所が!!」と言うようなスウィートスポットは存在するのだから、そこを先に押さえる。

また、先も何も、競合等ありえないのだから、よく考えてみる事だ。


そして、弾幕は少々厚く張ろう。

戦術は酔わない程度に、高度であればある程、趣深い。



それが私なのだ。

感情のバランスを取れば、冷静さは回復する。

可能性は芽を開き、道は幾つも枝分かれする。


不安定な安定を獲得する。


まだまだ築ける。


1人の人間に与えられる時間は限られている。

幾つもやりたい事があって、新しい事を始めるならば、捨てなきゃならないものがある。

何をするかを選んでいた時期を過ぎて、何を捨てるかを選ばなきゃならない様になった。

自分が愛情を込めて、育てたものを手放すのはいつも辛い。

だけど、ゼロになる訳では無い。

それは生み出され、今も存在している。


現在の効率と将来性を勘案して、移すべきは移す。

当初よりそうする事を覚悟していても、思い入れは自分の思う以上にある。


そしてまた、柱を継げ変える。

気持ちを集中するんだ。



3つ目の冷凍保存に向けて、最後の調整を行う。

仮死状態にして、時が廻ってくるのに備えるのではあるけれど、これまでのモノを再生した事は無い。

中古楽器にしても、服飾にしても。

仕組みを固め、このような対策を採っても、いずれも時間の経過と共に少しずつ廃れていった。


ただ、錆びさせない方法はあって、情報系に転化させる事であろうとは、今になって思う。

世に還元する事が、もしかしたら誰かの役に立つのであればそれは良い。


私はただ次を模索すれば良い。


そして、誰かが「そろそろ時間ですよ。」と囁く。

小さなシュミレーションは終わりにする頃合なのかも知れない。

手頃な所から利益を掠め取っただけで、攻略すべき目標を後回しにしてきた。

生かす為にそうしていた。


「人生は短い。そう、時間ですね。」と私は呟く。


最低限の環境と意志さえあれば越えて行ける。

必ず、また頭の中を塗り潰す。

webは自宅から一歩も出ずに収入を得、生活する事を可能とするツールである一方で、人を現実の世界に連れ出すツールでもある。


私もwebを通じてたくさんの企業経営者の方にお会いしたし、たくさんのフリーランスの方々、そしてたくさんのお客さんに会う事となった。


孤独を可能としつつ、有り得ない出会いを創造する。


不思議なモノだ。


何故か凄く惹かれる。

面白いモノが無数に隠れている。


一つぐらい見つけ出したいものである。

そして、私は一日中外に出て、外で過ごす。