2020.1.15手術翌日

 

朝6:00

電気がつき、

点滴と尿管が外されることになった。

点滴は痛み止めだと思っていたが、ただの食塩水だったようだ。

傷は何もしていなければ痛くない。

 

尿管は外すとき一瞬痛みがあったが、すっきりした。

 

看護師さんに手伝ってもらい、着替える。

 

私の相棒は胸からついてる管と、排液をためる袋

ドレーンさんのみ

 

 

 

ポシェットに入れてもらう

 

 

 

このバッグにたまる排液が少なくなれば管を抜くことができ、

管が抜けたらシャワーOK

退院可能となる。

だいたい1週間くらいかかるらしい。

 

 

看護師さんと一緒に起き上がり、

立ってみる。

ちょっとくらっとしたが、大丈夫。

部屋のトイレまで歩けました。

 

尿を出せと言われ、紙コップにとったら、色は緑でした。

(センチネルリンパ節生検の注射の影響)

 

 

8:00 待ちに待った朝食

完食

24時間ぶりに洗面、すっきり。

 

 

午前、父、主人と義理母がきてくれた。

次女もいたが、こども面会NGのため、交代であがってきてもらう。

 

主人が、昨日の手術で、執刀医がリンパ節転移について、

大丈夫!!と言い切らなかったことを気にしていた。

確かに、いつも大丈夫!!という先生が、私の質問にも

病理検査が終わらないと確定できない、と濁したのは気になっていたが、

本当に病理検査を終えないとわからないものだと思う。

 

 

今モヤモヤしてもどうにもならない。

 

 

結果がどうなってもこれからどんな治療になっても闘う。

長生きしたい。

 

 

12:00 昼食

 

動いてないしおなかすいてなかったけど、完食。

 

 

13:00

朝検温にきた看護師さんに頭洗いたいと訴えていたら、

洗髪に来てくれた。

痛みもそうだが、あまり我慢しないほうがいい。

実は、私の隣の先輩(といっても生きていれば母と同じくらいの方)は、

私が入院する前から4日ほど洗髪していなかったようだ。

私の朝の訴えを聞いて、先輩も希望していた。

 

ベッドに、赤ちゃん沐浴用のような桶を置き、洗ってくれる。

 

生き返る〜

すっきり。

 

先輩も生き返ったようだ。

 

その後、

もってきたドリップコーヒーを飲み、

もってきたDVDを飽きるまでみて、

眠くなったら昼寝して。

 

 

主人には言えないが

辛くない。

 

そして、入院3日目にして、

ドクターヘリを見た。

地上にヘリポートがあって、お部屋から見えるんだけど、

ドクターヘリが離着陸するのを見たことがなかった。

 

バラバラバラバラとプロペラ音が聞こえたと思ったら

ヘリポートに到着。

おおお、と写真とっていたら、ちょうど別件で居合わせた職員の方が

隣のラウンジからの方がよくみえますよと言ってくれて、

急いでラウンジ(談話室)へ。

 

手術翌日とは思えない速さだったと思う。

 

窓にはりついてみていたら、

救急車がきて、

患者さんを運ぶ

 

 

 

生!!コードブルーですわ。

山Pでてきそうですわ。

 

ヘリポートと救急センターが道路を挟むため、救急車で移動するのだそうだ。

 

 

大興奮でみていたが、

ドクターヘリって重篤の患者さんがきたってことですから、

あまり喜ばしいことではないですね。

 

 

入院して思ったけど、

お医者さんも、看護師さんもすごい。

頭があがりません。

 

 

夜、主治医(執刀医)先生が様子を見にきた。

今日も何件か手術をしていたようだ。

お疲れの様子だったけど、診てくれた。

バストバンドをとっていいことになった。

傷口にはテープがはってある。綺麗。

先生にお礼をいった。

しかし!

ドレーンが届いてないところに排液がたまっていて、

切除したはずの乳房が膨れている!

先生がこれ、注射で水抜かないとならないかもなぁ〜と。

 

 

乳房全摘に関しては、

最初からショックを受けなかった。

傷みたら泣けるのかなと思ったが、

そうでもなかった。

なんかむしろカッコいいかも、闘った感あって。

今から生活する上で不便なことがでれば、落ち込むこともあるかもしれないけど、

今は受け入れられてます。

 

悪いことしてるわけじゃないから温泉だって行けそうなんだけど、

義理母が、周りが気にするからどうなの?と言っていたけど。

周りの方が嫌なきもちになるのかな

それを私が気にしなきゃいけないのかな。。

 

 

手術した日から主人が傷口見せてよっていっていたから、

写真を送ったら

また俺の乳首あげようか?と言ってきた。

 

乳首ないとだめ?って聞いたら

気を使ってるだけ

 

といっていたから、

もう手術したくないし、これでいいよ、と丁重にお断りしました。

 

 

もっと辛い入院生活を想像していたが、

案外満喫してきた一日でした。

 

こどもたちのことが気になるのと、

会いたいなぁと思うけど。