三重県鳥羽市をブラついた話 3/4 | コードチェンジのために

コードチェンジのために

好かれたいけど媚びたくないまだ考えているノート

つづき。

 

1.城山公園/鳥羽城と旧鳥羽小学校
2.大山祇神社と旧鳥羽幼稚園
3.江戸川乱歩館と繁華街(?)、常安寺と賀多神社
4.日和山とその他

 

大山祇神社を抜けて、再び市街へ。江戸川乱歩館を目指す。「え?ほんとにこんなとこにあるの…?」という道を、グーグルマップを頼りに半信半疑で歩くと、スナックが立ち並ぶ通りのようなエリアで、突如としてギンギンに赤い看板が目に飛び込んで来る。

よっしゃ!と思ったが、あいにく年末年始のお休みということで閉館していた。無念。また来よう。

 

ちなみに乱歩館があるのはこんな感じの通りである。スナックやら、ラウンジやらが建ち並んでいた。ここが鳥羽の繁華街なのだと思う。当たり前だが、平日の昼間はまったく活気がない。誰もいない。

 

続いて常安寺に向かう。ついでに御木本幸吉の生誕地もチラ見。

うどん屋さんだったんだねえ。

 

常安寺は九鬼氏の菩提寺。

入ってすぐ左手の一角に本堂とは別に建物があり、石碑には「明治天皇鳥羽行在所」とある。おそらく維新後早々(明治13年・1880年)に行われた明治天皇の地方巡幸の際に用いられたということなのだろう。

境内に入ると中はひっそりとしていて誰もいない。何だか勝手に入っていいものかどうか分からずすぐに出てきてしまった。

とかくこの日は、年末の平日ということもあってか、こういうところには誰もいない。鳥羽水族館のあたりは非常に賑わいがあったのだが…。

 

道を引き返して東(海側)へ向かう。

途中、賀多神社へ立ち寄る。背後に日和山を抱える神社で、なかなか雰囲気があるところだった。拝殿の向こう側に山がそびえていると、もうそれだけで畏敬のようなものが感じられてきて、こういうのはたまらない。当たり前なのだけど、拝殿を通して見える山の森は、深くて暗くてかなり恐いのだ。

境内には太平洋戦争時の戦没者の慰霊のお社もあって、へえと思った。

 

境内の脇から日和山へ登る。

 

つづく