見ていてゾワゾワするラジオ体操 | コードチェンジのために

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好かれたいけど媚びたくないまだ考えているノート

私の職場では毎朝ラジオ体操をしている。私も、在宅勤務の時はしないけど、出勤した時はやっている。改めてちゃんとやってみると、ラジオ体操は体感的になかなかいい。体の大きな捻転や肩関節の広範囲な稼動など、普段あまり動かないところを動かしている感じがして、調子が良くなるという実感がある。

 

しかし他方、自分以外の人のラジオ体操を傍目に見ていると、時々音楽と運動の秩序とが合っていない人がいて、こういうのを見るとゾワゾワする。音楽の調子を無視して、「振り付け」だけをトレースしていくような体操である。動き自体は一応ラジオ体操そのものなのだが、意図的なのか、無意識なのか、テンポが全然合っていない。たいていは、体操の「振り付け」がややコンパクト化されている場合が多いので、音楽を上回る速度で体操が進むのだが、不思議と節目節目でペースが調整されていき、最後はぴったり帳尻が合う。

 

しかしこういう体操が視界に入ると、どうもゾワゾワする。伴奏と全然合っていない調子っぱずれの歌声を聴いているような気分である。実際に質問したことは無いのだが、ラジオ体操の音楽を聴きながら、その音楽とはまったく調子っぱずれに体を動かしている本人は、あれで気持ち悪くないのだろうか?