山寺(立石寺ではない)にお参りするには、相応の覚悟が要るからな? | コードチェンジのために

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好かれたいけど媚びたくないまだ考えているノート

先日、長谷寺にお参りしてきた。

山寺と言って差し支えないとは思うが、少なくとも市街地/平地に建っているわけではない。立地的には奈良県の桜井市と宇陀市の中間あたりである。

 

グーグルマップ(なんかめんどいので画像)だとこんな感じ。東西の市街地の中間に位置している山間のお寺である。

 

国土地理院の地図だとこんな感じ。等高線を見ると、一応谷間の緩い斜面を選んで建立されている感じがする。北部にはまほろば湖/初瀬ダムがあり、この湖から流れる大和川沿い建つ。

 

私は西の桜井市側から国道165号を自転車で走ってアプローチしたのだが、ぬる~っとなだらかな登坂が続く。獲得標高差も斜度も全然大したことないのだが、このところ平地しか走っていなかったので、こんな程度でもやや脚を使ってしまう。あと加えて迂闊にもカロリー不足。

 

ようやく駐輪場に着いたはいいが、境内は軽いハイキングくらいの負荷と思って差し支えない。とにかく階段が長い。有名な登廊399段。キコキコ自転車でがんばった後の階段昇降はなかなかタフである。あとそもそも境内が広い。

 

しかしこういうところに自転車で来ると、つい「ここまで労力を割いて来たんだから」、という欲が出て、熱中症に怯えつつも全体を舐め回すように巡ってしまう。ついでにほぼ隣接している與喜天満神社にも行ってみる。ここも苔むす階段がめちゃめちゃ長い。ここが天照大神が天上から最初に降臨された地だとか。ちょいちょい伝説の地に行き当たるな…。

 

話は逸れまくったが、何が言いたかったかと言うと、山寺へ自転車でアプローチする際は脚に余力が必要だということである。目的地に着いて終わりというよりは、目的地に着いてからも結構脚を使うことになるというのが、山寺の罠なのだ。境内を歩き回る内、脚ではなく、なぜか腕がプルプルしてきてとても不安になった。