おれの悪口、言ってる? | コードチェンジのために

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好かれたいけど媚びたくないまだ考えているノート

私が人の悪口を聞きたくない理由は三つある。

 

1.その場にいない誰かの悪口を私に言う人は、私のいないところで私の悪口も言っているのではないか?と疑われるから

2.人の悪口を聞いて私が笑ってしまったら、墨汁一滴分くらいの罪悪感があるから

3.『ハムレット』で耳から毒汁を注がれて全身に瘡蓋ができて死んだデンマーク王を想起するから

 

3つ目はほとんどこじ付けだったんだけど、人の悪口を聞くたびに何度も何度もこのイメージを想起していたら一種のクセみたいになってしまって、もうどうしようもない。この2つ目の件と同様に悪い連想のクセがついてしまうのはやや怖いことだと思う。怖いものを考えまいとすればするほど、かえって怖いものを想像してしまう感じに似ている。

ただし逆に、ポジティブで好ましい連想も、実はけっこう意図的にクセづけることができるとも思う。でもまあいいや。