今回の函館旅。
行こうよの誘いに、ジャジャ丸が一つ返事で乗ったには、わけがある。
 
それは、
 
土方歳三 最後の地真顔キラキラ
 
 
以前書いた京都旅で訪れた、坂本龍馬のお墓よろしく、幕末に心ときめいている彼。
中でも土方歳三に魅せられており、函館と言えば、この鬼の副長が追い込まれ命を落とした、北の果て。
 
 
訪れた11月下旬は
まだ暖かい日が続いていて
最後の秋の姿が見れましたほっこりイチョウ
 
 
五稜郭公園の周りは、図書館に美術館
音楽ホールなど集まり、
函館市民の生活の中心みたい 
 
 
道路も広々、綺麗に舗装されていて
高い街路樹が並び、
とても気持ち良いエリアですね紅葉
 
五稜郭タワーは見上げるとモダ~ン♪
 
 
その中に今や函館シンボル・土方さん
 
最後の最後まで楯突いた旧幕府軍
新政府軍により囲まれ、袋のネズミ
 
 
数々の事件で武名を顕し、
新鮮組内で峻厳な規律を敷き、
名だたる剣豪らに恐れられていた
鬼の副長。
 
包囲され孤立した函館戦争。
最後は彼の魂であった剣ではなく、
馬上で弾に、倒れた。
 
そして、新たな時代が始まった。
 
 
いち早く着物を脱ぎ捨て、洋装がお好みだったそう。ハンサムだから似合ってるわネ♡ウインク
 
 
函館の地では見違うほど温厚で、
酔ったら困るので皆一杯だけじゃ!などと時にお茶目に酒を振る舞い、
部下に慕われたという…
 
 四季折々美しい姿を見せる五稜郭イチョウ
 
北国の水面はガラス色
 
 堤防上に立ってぐるっと見回したら
 
 遠くに、綺麗に裾の広がった山々が見えましたおねがい
 
 
感動・・・***
 
 
 
 
.....................
 
という訳で、土方歳三さん巡礼旅。
 
まず向かったのは函館観光と言えばの赤レンガ倉庫、山手イギリス館、朝市、ではなく、こうした観光名所が集まる半島の反対側、津軽海峡を望む立待岬でしたてへぺろ
 
港の景色、夏と冬はずい分違うなあ。
 
 
トラムの最終駅からまっすぐ一本道。
でもね、可笑しいのよこの道!爆笑
 
ご先祖様たちのお眠りに失敬
 
突っ切るのです口笛
 
しかしこれ昼間じゃなきゃ来たくないわよね・・・
 
そして見える行き止まりで、到着!
 
 
こちらでございま~す!
 
 大海原に大興奮!
 
 
でもね、そしたら急に日が陰り、なんだか雲がもくもく...キョロキョロ
 
ここまでこんな晴れてたのに
みるみるうちに厚〜くなり、
 
なんだか不思議な二層の空...
 
 
遠くの空はあんなに白いのに!?
と視線をズームイン すると
 

 
向こうに見える船たちが光の地平線をすぅーっと進んでいるみたいで、
とってもステキだったわ!おねがい
 
 
 
北の海の、この迫力キラキラ
 
 
 
 
続いていざ次なるが大本命
 
歳三の眠る碑へ!
 
此処から山を少々登ってゆきます
 
 車ぜんぜん通らない道をテクテク
 
ちょっと下を見下ろせば、海!
 
アタマガサムイ..と私の帽子を奪い、でも目的地を楽しみに、すごくウキウキで前を行くジャジャ丸ねー
 
 
しっかし変わりやすい山の天気
 
また暗くなって吹雪いてきた…!
 
眼下の海から冷たい風がびょうびょう吹き付け、雪道もだんだん溶けた雪が靴を濡らし、ああ寒い冷たい辛いっ!!笑い泣き
 
やっと見えてきました入口
 
つるつるの階段、最後のひと踏ん張りおーっ!
 
 
そして、着きましたー!!
 
 
碧血碑星
 
 
とは、土方歳三が祀られている碑。
今でこそ函館観光大臣の土方サンですが、幕府にたてついた輩ですから、長らく祀られるどころか弔われることもなく、野晒しであった。そして明治政権に入った後にやっと、この碑が建てられたと。
 
 
さて碑の名の由来は、中国より中国
萇弘は蜀に死す。其の血を蔵すること三年にして. 化して碧と為る 〜荘子〜
 
つまり、
 
義に殉じ命を終えた武士の血は、三年後には美しい碧石となる
 
そうな…キラキラ
 
 
そしてね、此処に着いたら
今度は空が明るくなってきて
 
 
高く美しく澄み切った、
碧い空が見えたのでありました
 
 
*つづく*