宣言通り床屋に立ち寄る。
この店のオーナーはタカシさん。
一人で経営している。
年は一個上。
目白に来て一年と半年位の間の、
自分に関する事全てを見て来ている、唯一信頼できる先輩だ。
この方について詳しく語るのはまた別の機会にするとして、
スタートラインの一歩手前に今立っているという訳だ。
大袈裟に言うと運命の分かれ道。
言わば戻る事のできない時間軸。
このゼロ点に繋がる線の先は四つ。
1.新潟
2.長野(松本)
3.山梨(甲府)
4.神奈川
どうする。
最近ハマっている麻雀の事がふと頭をよぎった。
この旅に大きな目的や大志は無い。
とりあえず九州に着けばよい。
とどのつまり安手。
だったらアガルだけならテンパイ重視で受け皿を広く。
そこから導き出される次の行き先は、、
3.山梨(甲府)。
気変わりした時に1、2、4の何処へでも行けるからな。
そんな訳で出発進行。
って、もう17:00かよ。
宿が心配じゃ。
じゃぁの。
