今、キーボードを叩く指が重い。

何故だかわかるか?


それはこのブログの歴史が、

何かしらの思想または出来事を自分のエゴの世界でまともに描き、

始まろうとしているからだ。


5年前、そうそれはブログの流行しだした当初、

俺もブログを始めたよ。

真鍋かをりがNTV系『オシャレ関係』で、私もブログをやっていると発言していたから、

へー、芸能人がやってるんだ~、

じゃぁ俺もやってみようかなぁ~。という、ごくありきたりな理由でね。


最初は気楽だった。

自分の好きな時間に、自分の書きたいことを、

自分の好き勝手に書いててさ。


主に人が笑う事を書いていたんだけど、

気付いたらTOP50に入ってた。


それはそれは光栄だったよ。

当時天下のヤフーブログで人気を博してさ、

自分のブログに遊びに来てくれる人は、

全員自分の感性に付いて来てくれる。


つかの間、自分は王様だった。






けれど、その時すでに頭をよぎっていた。

これは、終わりだと。






            bigban





終わっている。

終わっているよ。

自分の中のブログという物の認識は、

好きな事を好き勝手に自分のユーモアで他人を巻き込みながら表現している物、

だったのに、違う。


期待感を持っている人達と、

期待感を持たれていると察した自分自身が生じてしまったら、

それはもう、






仕事だ。






そう思った瞬間、もう終わりなんだ。

作り物なんだ。

期待に答える為、能から発せられる産物にすぎない。

仕事の苦渋の石と石の合間から湧き出てくる本物の清流じゃぁない。

工場から出てくるペットボトルだ。






それでも、

期待に答えるため、

俺は書き続けたよ。

でも、そんな想いで書いていたって、

偽者ってバレる。


その内誰もいなくなる。






だから、重いんだ。

キーボードを叩く指がさ。


始まるって事は、終わるって事なんだ。


でもね、希望はある。





だって、






今、






始まっているじゃないか。