可愛いカラフルな彫刻刀っていいですよね。
あの学校で集団で申し込むセットの下の方に、木の可愛くない安い彫刻刀セット、ありますよね。
あれを買ったわけではないのです。
いつくらいだったか、姉のスペースに古い彫刻刀セットの存在を確認するようになりました。
なんとなく、そのうち私もこれを使うのだろうなと感じていたことを覚えています。
それからしばらく過ぎた頃、学校から彫刻刀セットの集団申し込みのあの封筒を渡されました。
私はもう、母に封筒を渡すことはありませんでした。
姉に「学校で使うから貸してもらえるかな?」
と確認して、持っていきました。
あの古さだと、姉も買ってもらってないのではと今更ながら思いました。
姉には「この彫刻刀って、買ってもらった?」とは聞くに聞けなかったです。