ロンドンの音楽シーンは、ニューヨークと同様に世界中が注目し、影響力のある音楽シーンを作り上げている。特に英語圏の国のチャートは、ロンドンのチャートと似ている傾向がある。
アップルミュージックの都市別TOP25を基にロンドンの音楽シーンを分析してみた。
ロンドンは、世界中から多くの移民が住んでいることもあり、多種多様な文化が入ってきている。ビートルズ、スミスのようなUKロックのジャンルがチャートの上位を占めているかと思いきや、アメリカの最新のPOPソングがランクインしているのが目立つ。世界のエンターティメントをリードしている都市だけあって、ロンドナーは流行に敏感なのだ。
2024年7月6日のアップルミュージックのロンドンのTOP25は以下のとおりとなる。
今、世界中でサブリナ・カーペンターの曲がかかっており、ロンドンでも大人気であり、1位、3位にランクインしている。ヒップホップとカントリーとロックを組み合わせた音楽を作るシャブージー、ゴスペル風のMyles Smithといったブラックミュージックもロンドンでは大人気だ。
世界中のチャートでランクインしているHosier、Post Malone、Benson Boone、Billie Eilishもロンドンでもランクイン。
TOP10の内、唯一のイギリス人アーティストは、Myles Smithのみで、殆どがアメリカ人アーティストだ。
ヒップホップ、R&B、Popsがバランスよくランクインしている。
19位に地元ロンドン出身のバンド、Coldplayがランクインし、現代のロンドンらしいクラブ系サウンド。
ロンドンを拠点に活動しているアメリカ人DJ The Blessed MadonnaのHappierやBL3SS, CamrinWatsinの異彩を放ったPopサウンド Kissesを聴くとロンドンのクラブシーンの雰囲気を感じることが出来る。