Artist Michael Jackson

Album Thriller (1982)

Genre  R&B, Pop

 

史上最も売れたアルバムと称される「Thriller」は、世界で7000万枚と言われている。

全曲個性があって、完成度が高過ぎるので、マイケル・ジャクソンがキング オブ ポップと言われる所以であることに納得がいく。

すべて、シングルカットしてもいいくらいに素晴らしい曲が収録されている。

 

1曲目 Wanna Be Startin' Somethin'は、ソウルやディスコがルーツであると思わせる疾走感あるナンバー。80’sフレイバーのアレンジは控えめであるので、聴きやすい。

2曲目 Baby Be Mineは、ダンサブルなポップな都会風な曲。

3曲目 The Girl Is Mineは、ポール・マッカートニーをフィーチャリングしたハートウォーミングな曲。休日、公園とかで気分転換に聴きたい。

4曲目 Thrillerは、MVが、映画のワンシーンと引けを取らないほどすばらしい完成度。ゾンビダンスを何度見ても楽しい。80’s、マイケルを代表する曲として知らしめた名曲。

5曲目 Beat Itは、エディ・ヴァンヘイレンのギターがカッコいいロックテイストのナンバー。80’s、マイケルを代表する曲。

6曲目 Billie Jeanは、ミディアムテンポのナンバーで、伝説のムーンウォークを披露した時の曲でもある。マイケル・ジャクソンの経歴において重要な曲だ。

7曲目 Human Natureは、リズムギターのサウンドが心地いい浮遊感あるナンバー。

8曲目 P.Y.T. (Pretty Young Thingは、80’sアーバンティストのポップなナンバー。

9曲目 The Lady In My Lifeは、ラストを飾るに相応しいミディアムテンポのソウルバラード。

 

80’sサウンドのフレイバーを主張し過ぎてないので、原曲の良さが生かされている。

普遍的なサウンドとして認識され、リリースされてから何年経っても古さを感じさせない。むしろ新鮮な雰囲気が出ている。

 

マイケル・ジャクソンの作品は、アルバムごとにテーマの個性が強く、アルバムリリースの間隔が4、5年後なので、時代と共にサウンドの変化が激しいので、マイケル・ジャクソンを知りたければ、全てのアルバムを聴くことになる。

しかし、マイケル・ジャクソンのイメージを表現しているアルバムとなれば、ベスト盤から聴くのではなく、この「Thriller」を聴くことが絶対お勧めだ。

 

アルバムを一通り鑑賞後、それが、マイケル、キング・オブ・ポップなのだと、心に刻んでほしい。