Artist Ohio Players
Album FUNK ON FIRE THE MERCURY ANTHOLOGY
Genre Funk, R&B
おすすめアーティスト、オハイオプレイヤーズ、70年代のファンク界に多大なる影響を与えたバンドでオハイオファンクのパイオニア的な存在だ。
初期の頃のサウンドは、シリアスで硬派な印象であったが、年月が経つにつれ、メロディアスな曲も増えてきた。
バンドならではのサウンドなので、ロックにもアレンジしやすい曲が特徴だ。ファンクとロックは相性がいいと改めて実感する。
このベストアルバムの曲は、マーキュリー在籍時のアルバムのリリース順で構成されていて、オハイオプレイヤーズをよく知ることができる。
しかし、レーベルの関係上、マーキュリーの前に在籍していたレーベル ウェストバウンドでリリースされたアルバム「Ecstasy」から曲が収録されていないのは残念だけど、仕方がない。
1枚目は、70年代初期にリリースされた以下のアルバムからオハイオプレイヤーズの黄金時代の代表的な曲が収録されている。名曲Fireのような渋く土臭いファンクはもちろん、I Want To Be Free, Honeyのような完成度の高い感傷的なバラードといったオハイオプレイヤーズのイメージをこの1枚目に見事に集約させている。
Skin Tight (1974)
Fire (1974)
Honney (1975)
2枚目は、1976年から1978年までリリースされたアルバムから数曲づつ収録されている。1枚目と比較すると、勢い衰えた感は否めないが、それぞれの曲の完成度は高水準だ。サウンドのラウドな曲が減った分、大人っぽくアレンジされた曲が収録されているので、洗練されたオハイオプレイヤーズの魅力を知ることが出来る。バンドのキャリアからしてベテランの域に到達しているので、プレイに余裕を感じさせ、AOR、ディスコ、メロディアスといった幅広いジャンルを聴くことが出来る。
Contradiction (1976)
Angel (1977)
Mr.Mean (1977)
Jass-Ay-Lay-Dee (1978) 等