Artist Teddy Pendergrass
Album TP (1980)
Genre R&B
パワーボイスでソウルフルに歌うテディー・ペンダーグラスのアルバム 「TP」は、1980年にリリースされ、当時話題になったStepanie Millsとのデュエット曲、ディスコサウンド、バラード曲等が含まれていて、アルバムを一通り聴いてみると、バランスよく構成されている。
1曲目 Is It Still Good to Ya?は、テディーらしいパワーバラードで、気持ちを高ぶらせてくれる。
2曲目 Take Me in Your Arms Tonightは、Stepanie Millsとのデュエット曲。ノリのいいディスコナンバー。
3曲目 I Just Called to Sayは、休日のリラックス時、ドライブ時等、あらゆるシチュエーションに合うポップな曲。
4曲目 Can't We Tryは、流麗で落ち着いたバラード。
5曲目 Feel the Fireは、Stepanie Millsとのデュエット曲。静かな夜に聞きたくなり、落ち着いたいい感じのムードにしてくれる。
6曲目 Girl You Knowは、ミディアムテンポのロックの雰囲気にテディーがソウルフルに歌い上げる。
7曲目 Love T.K.O.は、哀愁漂う曲で都会的雰囲気に感じさせてくれる。
8曲目 Let Me Love Youは、独特のイントロが渋く、頭から離れられない。その独特のイントロのシンセサイザーは、実験的要素は強いが、テディーのパワーボイスと相性がいい。
ソロに入ってからのテディーは、自らのアイデンティティーを進化させ、フィリーソウルの枠に収まらない彼らしいソウルを作り出した。
1980年、熟練したソウルシンガーのテディーのアルバム「TP」は、彼の個性を発揮させたアルバムと感じさせる。
曲単位で聴いても心に響くが、むしろアルバム全体を通して聴きたくなる。