Artist  Funkadelic

Album One Nation Under A Groove (1978)

Genre Funk

 

One Nation Under A Grooveは、ファンカデリックの10枚目のスタジオアルバムで、

サウンド的には、従来のファンカデリックの特徴であったロックというよりは、パーラメントに近いファンクなサウンドだ。

もっとも、ファンカデリックとパーラメントは、ジョージ・クリントンのバンドだからサウンド的に共通する部分があっても不思議ではないのだが…….

都会的でライトなファンクで聴きやすいアルバムだ。

 

1曲目 One Nation Under A Grooveは、ライトなファンクにサイケデリックな雰囲気を感じさせる聴きやすい曲。

2曲目 Groovallegianceは、都会的なグルーヴ感を感じさせるサウンド。

3曲目 Who Says A Funk Band Can’t Play Rock ?!は、ギターサウンドがかっこいいロック。

4曲目 Promentalshitbackwashpsychosisenemasquad (The Doo Doo Chasers)は、哀愁漂うサイケデリックなサウンドで10分45秒の曲。

5曲目 Into Youは、サイケデリックな雰囲気にギターを気持ち強めにしたミディアムテンポなロック。

6曲目 Cholly (Funk Getting Ready To Roll!)は、都会的なサウンドでノリのいいクールなファンクな曲。

7曲目 Lunchmetaphobiaは、アグレッシブなギターサウンドのハードロック。ほぼインスト曲

8曲目 P.E. Squad/Doo Doo Chasersは、4曲目の曲を短くしたインスト曲。

9曲目 Maggot Brainは、3枚目のアルバムのタイトル曲 Maggot Brainのライブ。かつてファンカデリックは、ロック主体のバンドだったと感じさせてくれる。

 

70年代後半の音楽シーンは、ファンクからディスコに移行している時期だが、ジョージ・クリントン、いわゆるP-Funkは、流行に左右されずファンクを貫いた。

 

現代、One Nation Under A Grooveのアルバムを通して聴いてみると、全然古さを感じなく、逆に新鮮だ。