今年の下半期は、12月に新作ラッシュが続いて、名盤と呼ばれそうなモノが出てきました。最近のラウドロック系、70'sを代表するHR/HM系バンドなどロックが豊作で目立ちました。 今年は、上下半期ともにすばらしい作品揃いで、音楽の当たり年です。そんな中、後世に語り継がれそうな作品を独断と偏見で紹介します。
BEYONCE I Am... Sasha Fierce
2008年の冬にBeyonce 待望の新作は、なんと2枚組 全17曲(ボーナストラック1曲)。
ディスク1は、R&B主体のストリングスを取り入れた哀愁漂うナンバーが目立つ。ビヨンセの歌唱力の凄さを改めて実感した。
ディスク2は、クラブ系サウンドで打ち込み系のグルビーなナンバーが主体だ。アルバム発売前から話題になったノリのいいナンバーのSingle Ladiesが収録されている。
NICKELBACK DARK HORSE
前作ALL THE RIGHT REASONSを大ヒットさせ、勢いにのるニッケルバック。ニッケルバックは、カナダで結成されたラウドロックバンドだ。ミディアムテンポに骨太のサウンドが特徴だ。バラードロックも顕在で男気溢れてかっこいい。アメリカのHR/HM系のベテランバンドからうまくロック魂を受け継ぎ、今風に表現している。今じゃ、ニッケルバックは、北米ナンバー1のポジションにいるだろう。ラウドロックは数年前までは音楽のメインストリートにあったが、また、ラウドロックが返り咲く日は近いだろう。
AC/DC BLACK ICE
AC/DCは、70年代から活動しているHR/HM系バンド。よく街で音楽好きの若者がTシャツを着ていたりするのを見かけたりする。80年に発売されたBACK IN BLACKに続く名作になりそうな位に完成度が高い。まさにロックンロールというイメージで、各トラックの間奏にはギターソロが入っていてこれがまたいい。日本でのライブは数回しか行われていないので、ロックフェスなどに出演してもらいたいな。このアルバムで若者のファンが増えるんじゃないかな。