フェラーリ一党独裁状態で、もう誰も興味を示さなくなっているFIグランプリ。BGV代わりにCSのフジテレビ721でのオーストラリアGPの生中継を見ていたら、いつもとは違う中継形態に違和感を感じた。いつもならオーストラリアのサーキットで、長坂哲夫やら塩原恒夫のCX中堅アナと今宮純の解説、ピットレポーターの川井一仁というおなじみのメンバーによる実況中継なのだが、今宮と川井の2人は現地の豪州にいるものの、実況アナウンサーは、なぜかお台場のスタジオにいて(多分竹下陽平という若手アナ)、現地からの情報を織り交ぜながら中継するというまったりとした形態になっていた。当然臨場感というものは微塵もない状態で非常にスポーツ中継としては違和感を感じてしまった。夕方に放送される地上波版ではどうなるかと思わず見てしまったのだが、これがCS以上にひどかった(辛口)。スタジオのセットで今年のFIキャスターの永井大と山田優の2人と一緒に、実況の伊藤利尋と解説の片山右京がお台場のスタジオにいて、くつろぎながら中継していたのである。明らかに今までのFI中継とは違う姿にかなり呆れ果ててしまった。おそらく経費削減で現地スタッフを極力最小限に留める策であるだろうが、余りにもひどすぎて開いた口がふさがらない状況である。今まで培ってきたF1中継のノウハウを放棄してしまったと言っても過言ではない。まさに自滅である。