その昔、Wコウジと呼ばれコンビを組んでいたかのように数々の番組で仕切りやにぎやかしとして出演していた2人。更に一色単に扱われてしまいがちな2人なのだが、よく見てると芸風やキャラクターに若干の違いがある。こういった形で書こうと思ったきっかけは、昨日「Matthew's best hit TV」に出ていた東野幸治を見て、番組内での2人のポジショニングが明確な違いを改めて感じたのである。
今田耕司の場合、マシュー南のいとこで、フィリピンでスタンダップコメディアンをやっているコージィに扮して登場。マシュー同様、おねぇ言葉とクネクネしたポーズを取りながら、さりげない毒舌やツッコミを展開。あくまでもbest hit TVのていを壊さないようにしていながら、自分の存在感を出している。一方、東野幸治の場合は、勿論、素のままで登場し、マシューのことをお構いなしに自分の持論を力業で展開。最低限、マシュー南のことを「藤井」とは呼ばないことをマナーとして後は、自分の好きなように話を持って行く。
ここで得た結論が、今田耕司≒島田紳助的タレント、東野幸治≒西川のりお的タレントという図式が成り立つのではということである。今田耕司の場合、「FUN」等の番組で見せるように、相手や共演者の懐刀に入り一歩引きながらも、隙あらば、松任谷正隆だろうと女性アイドルであろうとさりげなく突っ込んでいく。そして、自分が愛してやまないパンクラスや総合格闘技の話になると熱く語り出す。そうでありながらもちゃんとネタっぽい面白コメントを展開する。これはまさに島田紳助がヒールキャラや青春を語る熱血キャラを駆使して、相手を攻略していく司会スタイルに似ているように思う。対して、東野幸治の場合、自分が気に入らなかったら「つまらんわ!」「おもろないねん!」と一刀両断。場の雰囲気とかお約束ネタなんかお構いなしにぶちこわす破壊芸は、ある意味数々のトラブルで一部TV局から出入り禁止をくらいながらも、自分の意見をガンガン言いはなっていく西川のりおに通ずるものがあるように思えてならない。
で、結論としては、このようなキャラ設定の影響で、今田耕司はそれなりに仕事があるのに対し、東野幸治は仕事量が少なくなっているのではという風に考えている。