前回の続きです。

朝から出掛けて昼過ぎに帰宅。

2階のお嫁ちゃん宅で、皆でお昼ご飯。

お孫ちゃん達をシャワー浴びさせ、着替えさせ、ご飯食べさせるのでギブアップ状態笑い泣き

その後、お嫁ちゃんが冷蔵庫が冷えないと言って相談してきた。

設定温度を確かめ、急速冷蔵の設定をした。

コレで、様子見てダメならコールセンターに電話してと私。

冷凍庫は冷えているのに

冷凍庫は冷えていない。

お嫁ちゃん電話の途中で、

待ってください。詳しい人がいるので変わります。と言って私に電話を差し出したガーン

一通り現状を説明。新品と交換してくれることになった。

夕飯の揚げ物をしだしたお嫁ちゃん。

かなえさん、コレ不味いです。何で?1個食べてみてくださいと言った。

不味いのは嫌です(泣) 失敗理由を解説。

改善点を提示。別のレシピを教えた。


上のお孫ちゃんが

ヘラクレスオオカブトが無いと言い出した。

実は、朝から騒いでいえうヘラクレスオオカブトはおもちゃです。

河原では見ていないから忘れたんじゃない。

じゃー何処よと部屋中探して、車の中か?って

皆で車を見に行った。

突然、火がついたように泣いた?叫んだ?びっくりハッ

もう、普通では無いのは明白です。

蜂に刺された?と思ったが違った。

指に釣針が食い込んでいます。


「かなえさん、どうしよう!!取ってください」

…………びっくり気づきもやもや

無理ですよ

下手に抜かない方がイイですよ


お嫁ちゃん。パニックで。

お孫ちゃん。じっと出来ないし、叫び続けて。

そりゃあ〜 大人でも悲鳴あげるよ。

痛いなんてもんじゃない。


病院いこう。

下の子をベビーチェアーに乗せ

「◯◯はお嫁ちゃんが抱っこして。運転は私がする」

お嫁ちゃん、夫に電話してと、言うと

電話無いです。

「仕事中にごめんね。◯◯が釣針指に刺した。カエシがあって素人では無理。病院に向かう途中です。17時過ぎている。救急病院探して折り返して欲しい。運転しているから検索できない。急ぎでお願い。取り敢えず、私立病院向かって走っているから」

私立病院向けで、夫に電話した。

◯◯病院が18時までやってる。私立病院を過ぎて……と折り返しの電話が直ぐにあった。

◯◯「ごめんなさい。ごめんなさい。痛いよ。お願いしますコレ取ってください。」


私「◯◯が謝る事じゃない。1番良いお医者さんに診てもらおうね。大丈夫。あと、少し。頑張れ」


お嫁ちゃんは、使い者にならない状態。


私「お嫁ちゃん。しっかりしなさい。

◯◯が指握っているから、針が食い込んでしまわない様に見て!!」


◯◯「もう限界です。耐えられませんお願い。取ってぇ~~」


お嫁ちゃん「麻酔してくれますかね?病院何処ですか?」


私「信号曲がって直ぐ。麻酔はする」

 「着いた。お嫁ちゃんは、◯◯連れて先に受     付」


車を駐車場に停めて、後部座席の下の子を降ろそうとすると


じっとうつむいて

人差し指を握っていた


◯◯は左人差し指に 釣針をさしていた

1才半のお孫ちゃんは

分からないながらに

ビックリして ただならぬ雰囲気に

泣くこと無く この子なりに見守っていたのだ

お兄ちゃんと同じ痛みを共有して

指を握って……


お風呂に入れた後のオムツだけの裸の下の子を抱っこして待合室へ

いつの間にか寝ている

タオルを掛け抱きしめているが

診察室から悲鳴が聞こえると

ビクッと起きる

そして、また、寝る


眼の前の先に待っていた親子の息子さんが耳を抑えうつむいていた。◯◯の泣き叫ぶ声が嫌なんだと分かった。

そろそろ処置も終わると思った頃

その親子に

「孫がお騒がせいたしました。お兄ちゃんも怪我して痛い時に、ごめんなさいね」と一言挨拶をした。

その後出てきた◯◯に、お兄ちゃんは飴をくれた。

会計の頃、病院に夫が来てくれた。

私もお嫁ちゃんも財布を持っていなくて

夫が支払った。そして、私の腕からお孫ちゃんを引き受けてくれた。

私のヘルニアの腰が悲鳴をあげていたえーんアセアセ


私は、お嫁ちゃんに

これは 親の責任。チャイルドシートがある後部座席に釣針があるのがおかしい。おもちゃも散乱して子供達が遊んでいることも承知しているよね。親の責任以外の何物でもないよ。

とだけ言った。


そして、◯◯だけでなく、下の子も分からないながらにストレスを感じているからケアしてあげる様にと、じっと指を握っていたことを伝えた。