日曜日に3年間の最後の集大成となる選手権予選がついに始まりました。
残念ながら小僧は最後の最後でメンバーから外れてしまいましたが、まずは初戦突破に向けて一致団結して頑張って欲しいですね。
しかし、何でこの日にと思ってしまいますが、台風の接近に伴い会場は大雨。
風こそないものの、時折滝のような雨が降っている最悪のコンディションです。
リーグ戦なら間違いなく中止になっていたんだと思いますが、選手権予選は日程の関係もあるのでしょう、このまま強行されるようです。
会場は堀越高校の八王子グランド。
試合開始は12:00でした。
会場に着くと既に選手も応援する部員もズブ濡れ状態。
良いコンディションでやらせてあげたかったな。
250人からなる応援団も始まる前から雨の中、やる気充分!
多くの保護者たちも集まり、こちらも雨を物ともせずに気合充分!
オヤジも雨でメガネに水しぶきがかかり、よく見えない状態の中、3年生に心の中で熱いエールを飛ばしました!
この日も3年生の先発は2人。
どうしても3年生を使いたくないようですね。
それでも出場している2人に思いを託す、応援席の3年生。
何とかみんなを引っ張っていって欲しいところです。
雨足は弱まること無く12:00のキックオフを迎えます。
ボールは全く転がりません。
蹴ったボールは落ちたところにピタッと止まります。
いつものようにボールを追う選手たちのところまでボールは届かず、手前に止まったボールまで慌てて戻るという展開。
とにかくグラウンダーのパスやドリブルは全く通用しない、いわゆる球蹴り状態。
スライディングでボールをカットに行こうものなら、水しぶきでボールの行方がわからなくなる始末。
これはもうサッカーと呼べるんでしょうか、いやこれもサッカーなのかな。
選手たちはそんな中でも果敢に攻め、守ります。
応援団も精一杯の声を張り上げ鼓舞します。
前半は小僧高校の優勢でゲームは進みます。
こういう天気ではゴール前にボールをいかに上げるかがキーとなります。
そういう意味では守りでは相手にゴール前にボールを上げさせることをさせずに、攻撃では何本もゴール前にボールをあげますが、最後の一歩が届きません。
こういう展開の時に先制点を上げておかないと、いつも苦しい展開になってしまうのが、今季の小僧高校の悪いところ。
前半は押しながらも結局スコアレスで終了。
インターバルになると、流石に雨に濡れた体が冷えてきて寒さで悴んでいきます。
でも選手や応援団は雨具もなくもっと過酷な状況にいるので、ワガママはいえません。
後半先制点を上げてくれるのを祈るばかりです。
後半が始まってすぐでした。
多摩大目黒のパスをDFが処理を誤ったところを抜かれて先制を許してしまいます。
小僧高校の前線に迫力がなくなってきたこの頃からメンバーに3年生を続々と入れていきます。
すると前線の迫力が増してきたところ、28分に変わったばかりの3年生の右からのセンタリングにボランチに入っている3年生が頭で合わせて同点。
これには寒さを忘れて両拳を天に突き上げました。
この後も小僧高校は3年生を中心に猛攻を仕掛けますが、多摩大目黒も必死の守備で無失点に抑えられます。
後半チャンスも有りましたが、このまま終了。
勝負は延長戦に入ります!
延長に入ってもいい流れはきています。
そして延長前半4分、3年のSBのセンタリングに、途中から入った3年FWが頭で合わせてついに逆転!
歓喜の応援団&保護者の面々!
延長前半をこの試合初めてリードで折り返します。
しかし後半開始直後でした。
やはり多摩大目黒のパス処理をDFが誤り、先程と同じような形で振り切られ失点。
同点に追いつかれてしまいます。
その後一進一退が続く中、10分が過ぎこのままPK戦かと誰もが思っていたロスタイムでした。
一瞬のすきを突かれて右サイドを突破されて失点を喫してしまいました。
もう時間はありません。
選手たちは必死にボールを追いかけ、応援団は必死に声を張り上げ最後の最後まで諦めずに戦いました。
しかしそんな彼らの思いは届かず、無常のホイッスルが…。
雨の中、グランドに崩れていく選手たち。
天を仰ぐ応援団の部員たち。
肩を抱き合い泣いているマネージャーたち。
彼らの3年間がここに幕を閉じた瞬間でした。
小僧は応援席で何を思っていたんでしょう。
まさか最後に自分がそこにいるとは思っていなかったんじゃないでしょうか。
オヤジも終わって数日が過ぎているんですが、未だに自分の中の整理がつきません。
「たられば」言えばいっぱいありますが、それさえ今は未だ整理できないですね。
普通のコンディションでサッカーをやらせてあげたかったな。
今はそれだけです。
勘違いしないでほしいのですが、コンディションが悪かったから負けたわけではありません。
多摩大目黒は本当に素晴らしい闘志で勝つに値する高校だったと思っています。
またちょっと落ち着いたらまた整理して思いを残したいと思いますが、今はこれを書くのが精一杯です。